LegalOn Technologies、テラスカイのSalesforceリリース管理ツール「Flosum」を導入

AI要約

株式会社テラスカイは5日、株式会社LegalOn Technologiesが、Salesforceリリース管理ツール「Flosum」を導入したことを発表。

FlosumはSalesforceのリリース管理やCIの運用を効率化するアプリケーションであり、リリースプロセスが一本化され、作業効率が向上した。

LegalOnがFlosum導入を決定した経緯や効果、リリース作業の自動化による作業時間削減などが記載されている。

 株式会社テラスカイは5日、株式会社LegalOn Technologies(以下、LegalOn)が、テラスカイが国内販売するSalesforceリリース管理ツール「Flosum」を導入したと発表した。

 Flosumは、Salesforceのリリース管理やCI(継続的インテグレーション)の運用を効率化するアプリケーション。

 LegalOnでは、営業活動の管理システムとして「Salesforce Sales Cloud」を使用している。以前は、IT部門以外の社員もシステムの設定を変えられるようになっていたが、IT統制の強化と、営業社員の本業へ注力できる環境づくりに向け、専任チームが開発を担当する体制に移行している。

 専任チームに移行後、Salesforceの開発・リリースはソース管理システムを介してコードレビューを行っていたが、システムの利用経験がバラバラで、おのおのが経験や作業のしやすさを重視して作業を行っていたため、開発・リリース作業の平準化ができていないことが課題だったという。

 LegalOnではこうした課題の解決に向けたツールを検討。ソース管理システムの利用経験がないユーザーも利用しやすいことや、LegalOn独自の開発およびリリースプロセスに対応できる拡張性がある、一度確定したコードの巻き戻しや、部分的な差し込み修正などが頻繁に発生する週単位のスプリントに、柔軟に対応できるといった要件を満たすツールを検討し、Flosumの導入を決定した。

 Flosumの導入により、リリースプロセスが一本化され、リリース直前で差し込まれる課題への対応や、不具合発生時のロールバック作業などが以前よりも効率的かつ安全に実施できるようになったと説明。また、リリースやデプロイの作業が自動化され、作業時間が50%以上削減されるとともに、ミスが発生するリスクも軽減。Flosum導入による作業効率向上により、本質的な開発作業の時間を捻出でき、1週間単位のスプリントで対応可能な開発件数を増やせたという。