スルガ銀行提携先の税理士事務所でランサムウェア被害

AI要約

スルガ銀行と提携先の税理士法人がランサムウェア被害を受け、顧客情報の流出可能性があることが報告された。

被害を受けた事務所は情報流出を確認しておらず、全容把握のために調査を進めている。

対策としてサーバ隔離やネットワーク遮断が行われ、専門家の協力を得て状況把握が進められている。

スルガ銀行提携先の税理士事務所でランサムウェア被害

 スルガ銀行(本店:静岡県沼津市)は6月26日、提携先である税理士法人・高野総合会計事務所(高ははしごだか)のデータを管理するサーバがランサムウェア被害を受けて暗号化され、そのデータの一部に、同行の顧客情報が含まれる可能性があるとの報告を受けたと発表した。

 詳細は確認中。同事務所からは、現時点での情報流出は確認されておらず、外部専門家の協力も得ながら全容把握のための調査を続けていると報告を受けているという。

 同事務所の6月10日付発表によると、同事務所と、グループの高野総合コンサルティング、監査法人TSKのデータを管理するサーバで、4日、アラートが出たため調査したところ、6日、ファイルが暗号化されるランサムウェア被害を確認。サーバの隔離や、グループのネットワークをインターネットから遮断するといった対策を行い、調査を進めている。