「絶句」「地域へのリスペクトがなさすぎ」と批判 「岩手山ビュー」うたうマンション広告、別の山掲載…… 不動産会社が謝罪

AI要約

不動産会社タカラレーベンが、岩手山を宣伝するチラシで別の山の画像を掲載し、指摘を受けて謝罪しました。

誤って掲載されたのは、青森県の岩木山であり、これに対しSNS上で批判が殺到しました。

盛岡市の市長も写真の取り違えを遺憾に思い、市民の気持ちに配慮するよう事業者に要望しています。

「絶句」「地域へのリスペクトがなさすぎ」と批判 「岩手山ビュー」うたうマンション広告、別の山掲載…… 不動産会社が謝罪

 「岩手山ビュー」をうたうマンションのチラシに、別の山の画像が掲載されていると指摘されていたことを受け、不動産会社タカラレーベンが謝罪しました。

 問題となっていたのは、岩手県盛岡市のマンション「レーベン盛岡紺屋町」。6月6日から配布していたチラシで、「中津川&岩手山ビュー」という宣伝文句とともに掲載されていた山の画像が、青森県の岩木山だと指摘が寄せられ、SNSで「絶句してしまった」「地域へのリスペクトがなさすぎ」など批判が寄せられていました。

 タカラレーベンは「CG加工処理を行う際に積雪量の参考として使用しておりました別の山の画像を誤って使用してしまい、山の形状が大きく異なっておりました」と説明して謝罪。

 盛岡市の内舘しげる市長は自身のX(旧Twitter)アカウントで「このたびの写真の取り違えは、誠に遺憾であると思っております。岩手山は私たち盛岡市民にとってシンボル的な存在であり、先輩方のたゆまぬ努力によりその眺望が確保されてきました。事業者には、一層の慎重さをもって、市民感情に寄り添う配慮をお願いいたしました」と述べています。