低収入ほど“現金派”、高収入ほど“キャッシュレス派”? 今後利用が増えそうな決済手段は?【ネオマーケティング調べ】

AI要約

キャッシュレス決済の状況や新紙幣発行に関する調査結果が報告された。

支払い方法や新紙幣への意識、年代や性別による差異、利用頻度についての調査結果が示された。

調査方法や対象、認知度や新紙幣に対する意向などの詳細が明らかにされた。

低収入ほど“現金派”、高収入ほど“キャッシュレス派”? 今後利用が増えそうな決済手段は?【ネオマーケティング調べ】

ネオマーケティングは、「新紙幣とキャッシュレスに関する調査」を実施した。キャッシュレス決済の状況や新紙幣発行への意識について、20歳以上の男女1,000名が回答している。

 

まず、買い物などの支払い方法について聞くと、全体では51.8%が「キャッシュレス決済をすることが多い」と回答した。「キャッシュレス決済しかしない」という層も6.0%存在し、合計すると57.8%が“キャッシュレス派”となった。

性年代別でみると、60代以上の男性では「現金派」が計32.0%となり、全年代の中でトップとなった一方で、60代以上の女性では「キャッシュレス派」が計72.0%となり、男女差が見られた。

普段利用する支払い手段を世帯年収別で見ると、年収が低くなるほど「現金利用者」が増え、年収が高くなるほど「キャッシュレス利用者」が増えることがわかった。この傾向は、特に「電子マネー」「スマートフォン決済」「携帯キャリア決済」「オンライン決済サービス」の利用率で顕著だった。

今後の利用頻度について聞くと、利用を減らしていきたい支払い手段は「現金」が28.6%で最多に。一方で、利用を増やしたい手段としては、「QRコード決済」が23.8%、「ポイントカードやポイントアプリを利用した決済」が20.0%で上位となった。

 

次に、2024年7月3日に新紙幣が発行開始されることを知っているかを聞くと、認知度は全体の77.9%にのぼった。そのうち、「新紙幣の人物を詳しく知らない」という層は47.0%を占めていた。

新紙幣を使ってみたいかという質問では、とても使ってみたい・まあ使ってみたいの合計が44.2%という結果に。「どちらともいえない」は43.5%となり、全体的にはややポジティブな反応となった。

 

・【調査方法】ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式

・【調査対象】全国の20歳以上の男女のうち、普段買い物をする人

・【有効回答数】1,000名 

・【調査実施日】2024年4月10日(水)~2024年4月11日(木)