堂本光一、エターナルよ 永遠に スピンオフ見納め 井上芳雄がサプライズで登場 主演ミュージカル「Endless SHOCK」帝劇で千秋楽

AI要約

堂本光一主演のミュージカル「Endless SHOCK」の4・5月公演が千秋楽を迎え、シリーズ24年の歴史に幕を下ろした。

コロナ禍に対応したスピンオフ作品「Endless SHOCK-Eternal-」は見納めとなり、特別カーテンコールが行われた。

百合の花やサプライズ登場など、千秋楽では感動のシーンが続き、井上芳雄も意外な場面で登場して喜びを分かち合った。

堂本光一、エターナルよ 永遠に スピンオフ見納め 井上芳雄がサプライズで登場 主演ミュージカル「Endless SHOCK」帝劇で千秋楽

 人気デュオ・KinKi Kidsの堂本光一(45)の主演ミュージカル「Endless SHOCK」の4・5月公演が31日、東京・帝国劇場で千秋楽を迎えた。建て替え工事のため、帝劇が来年に一時休館するのに伴い、SHOCKは今年でシリーズ24年の歴史に幕を下ろす。本編と同時上演されていたスピンオフ作品「Endless SHOCK-Eternal-」はこの日で見納めとなり、終演後に特別カーテンコールが行われた。

 主人公コウイチの死去から3年後を描くEternalは、コロナ禍の感染対策に対応した作品として光一自身が作・構成・演出を担当した。しかし現在は本編を届けられる状況にあり、今後の大阪公演(7・8月)、福岡公演(9月)、帝劇公演(11月)での上演予定はない。惜しまれながらもこの日が最終公演となった。

 カーテンコールでは、もはや定番となったくす玉が登場。光一がひもを引くと「エターナルよ 永遠に」と書かれた垂れ幕が現れ、客席のファン1900人が事前配布された百合の花(造花)を取り出して光一へのサプライズを成功させた。

 百合の花はコウイチの墓前でカンパニーらが献花するシーンに登場するEternalのキーアイテム。「今日のお客さんは全員サクラ?」と光一がキョトンとする中、客席後方から〝盟友〟の井上芳雄(44)が百合の花束を手に〝追いサプライズ〟で登場し「千秋楽おめでとう! 『ミュージカル界の百合の王子』こと井上芳雄です!」とあいさつした。

 井上は帝劇で6月20日に開幕する「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」に主演。その稽古に30分参加し、中抜けして駆けつけたという。光一とはミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」で共演しており、「今は同志みたいな気持ちでいさせてもらっている」とニッコリ。SHOCKを何度も観劇しており「(コウイチの)ライバル役のオファーをずっと待っていたのに来なかった。でも、最後に舞台上に立って分かち合うことができてうれしい。俺もSHOCKに出たということでプロフィルに書きたい」と満足げに語った。

 「ナイツ・テイル」以来となる共演についても「何かできるといいね」と2人で構想を練っているそうで、井上が「光一くんが演出するものに、僕が出させてもらうという未来があったらステキだな」と色気を示すと、客席から大歓声と拍手が。光一も「すごい未来だと思う!」とうなずいていた。

 帝劇の次の主役は井上。光一が「次頑張って。バトンタッチですね」とエールを送ると、井上も「11月に帝劇に帰ってきて、大千秋楽まで皆さん元気で終えられることを祈っています」とお返しした。