堂本光一に白百合サプライズ 「全員サクラ?」満員の客席で1900本揺れた 「SHOCK-Eternal-」千秋楽

AI要約

ミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」が31日、千秋楽を迎えた。主演の堂本光一が感謝の気持ちを述べた。

「SHOCK」シリーズのスピンオフ作品で、新型コロナウイルスの影響を考慮して制作された「-Eternal」は、改修後の帝国劇場で最終公演を行った。

光一は観客やスタッフに感謝の言葉を述べ、今後も精力的に活動する意思を示した。

堂本光一に白百合サプライズ 「全員サクラ?」満員の客席で1900本揺れた 「SHOCK-Eternal-」千秋楽

 KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演を務め、東京・帝国劇場で上演されているミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」が31日、千秋楽を迎えた。人気シリーズ「SHOCK」のスピンオフで、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、光一が新たに手がけた作品。帝国劇場の改修に伴いラストイヤーとなる同シリーズは、11月に終了するが「-Eternal」はこの日が最終公演。光一は「すべての人に感謝したい」と感慨をにじませた。

 満員御礼の客席で、約1900本の白い百合が揺れていた。上演後の特別カーテンコールでは、作中に登場する白い百合をファンが手にするサプライズ演出で光一を迎えた。「え、今日のお客さん、全員サクラなの?」とおどけた光一は、目の前の光景に「ありがとうございます!昔の(おもちゃの)フラワーロックを思い出すね」と笑顔を見せた。

 「SHOCK」シリーズにとって節目の公演時の恒例となったくす玉が登場し、中には「エターナルよ 永遠に」の文字。光一は「紹介しきれないほど多くの人に支えてもらっている舞台。すべての人に感謝したい」とあいさつした。

 この日が最終公演となった「-Eternal」は、コロナ禍の2020年に生まれた。本編の物語の3年後を舞台に「どうやったらエンタメの火を消さずにできるのかと考えて生み出した」と語るように、シリーズの代名詞となっている客席上空でのフライングや、階段落ちも当初は行わず。規制が徐々に緩和される中で、細かな変更を繰り返し、この日はフライングや階段落ちも披露。「お客さんの目でどんどん成長していった。演出方法だけではなく、キャスト一人一人がその役を高め、どんどん良くなる過程を見ることができた。自分にとっても勉強になった」と感慨深げに話した。

 カーテンコールには、ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」で共演し、プライベートでも親交のあるミュージカル俳優の井上芳雄(44)も駆けつけ、光一に百合の花束を手渡した。井上は6月20日から帝劇で上演される「ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル」に出演することもあり、光一は「バトンタッチだね。次頑張って」とエールも送った。

 今年がラストイヤーとなる「SHOCK」は今後、大阪と福岡をめぐり、11月には再び東京・帝劇に戻って大千秋楽を迎える。光一は最後に「すべての方に感謝を申し上げます。またお会いしたいと思います」と締めくくり、万雷の拍手を浴びていた。