月組トップ・月城かなと、「最後まで挑戦し続ける」 東京宝塚劇場で退団公演が開幕へ

AI要約

宝塚歌劇団月組のトップコンビ、月城かなとと海乃美月のサヨナラ公演「EternalVoice 消え残る想い/Grande TAKARAZUKA 110!」の通し舞台稽古が31日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で行われた。

 「Eternal Voice 消え残る想い」はビクトリア朝時代の英国を舞台に、考古学者ユリウス(月城)と、“特殊な能力を持つ”アデーラ(海乃)が、16世紀のスコットランド女王メアリー・スチュアートの遺品とされる首飾りをめぐる謎解きを通して心を通わせていく、サスペンスタッチのミュージカル。

 一方、「GrandeTAKARAZUKA 110!」は今年110周年を迎えた宝塚歌劇の伝統的レビューや、「月」にちなむさまざまな場面で構成した華やかなレビューだ。

 退団を間近に控え、宝塚への思いを問われた月城は「やめてからも宝塚出身というのは一生背負っていくもの。自分が宝塚にいたことに恥ずかしくないように、誇りを持ってこれからの人生を歩んでいけるように、ここでの仕事をきっちり終えて、これからの人生も生きていきたい」と晴れやかな笑顔を見せた。公演は7月7日まで。

 宝塚歌劇団月組のトップコンビ、月城かなとと海乃美月のサヨナラ公演「EternalVoice 消え残る想い/Grande TAKARAZUKA 110!」の通し舞台稽古が31日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で行われた。

 「Eternal Voice 消え残る想い」はビクトリア朝時代の英国を舞台に、考古学者ユリウス(月城)と、“特殊な能力を持つ”アデーラ(海乃)が、16世紀のスコットランド女王メアリー・スチュアートの遺品とされる首飾りをめぐる謎解きを通して心を通わせていく、サスペンスタッチのミュージカル。

 一方、「GrandeTAKARAZUKA 110!」は今年110周年を迎えた宝塚歌劇の伝統的レビューや、「月」にちなむさまざまな場面で構成した華やかなレビューだ。

 稽古後の取材で月城は「今の月組メンバーや私たちの退団に愛情を持って、当てて書いてくださった。最後まで挑戦し続ける姿勢を忘れずに、一生懸命務めたい」、海乃は「月城さんや月組の皆さんと、その時つくり上げるものを大切にしながら演じていきたい」と、それぞれに宝塚での最後の舞台への意欲を語った。

 退団を間近に控え、宝塚への思いを問われた月城は「やめてからも宝塚出身というのは一生背負っていくもの。自分が宝塚にいたことに恥ずかしくないように、誇りを持ってこれからの人生を歩んでいけるように、ここでの仕事をきっちり終えて、これからの人生も生きていきたい」と晴れやかな笑顔を見せた。公演は7月7日まで。