元宝塚の真琴つばさ 森田健作のラジオ番組にゲスト出演「男役をやるために…」

AI要約

歌手で俳優の真琴つばさがラジオ番組に出演し、宝塚入学までの苦労や卒業後の演技の悩みを明かす。

真琴は宝塚音楽学校に1回限りの受験チャンスで合格し、男役のトップスターとして活躍。

宝塚卒業後も演技で悩むことがあり、39周年コンサートに向けて準備中である。

元宝塚の真琴つばさ 森田健作のラジオ番組にゲスト出演「男役をやるために…」

 歌手で俳優の真琴つばさが俳優の森田健作がパーソナリティを務めるFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(6月2日、午前6時30分)、ニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」(6月17日、午後6時20分)に出演することになり28日、都内で収録を行った。

 元「宝塚歌劇団」トップスターの真琴。小学校5年生の時に投稿宝塚劇場で「ベルサイユのばら」を見たことがきっかけで宝塚にあこがれをもっていたという。真琴は「小学校の卒業文集で20歳になったらタカラジェンヌになるという夢を書いていました」というほどだ。

 ただ、親からは反対され大学進学まで決まっていたという。「私の時代は中学卒業から高校卒業までの15歳から18歳まで受験できたのですが、私は高校卒業して最後の1回だけ受験のチャンスをもらえた」と宝塚音楽学校の受験が“最初で最後のチャンス”だったという。

 そのたった1回で真琴は合格。「合格したのは奇跡以外ないです。でも、父親からは『満足しただろ』と言われ、反対されていた」と入学を反対されたという。それでも周囲の反対を押しのけ宝塚音楽学校に入学した。

 卒業後には身長が168センチあったことで男役と決まっていたが、声が高かったので娘役をやったらと言われたという。「男役をやるために、あえて声をつぶして太くしていった。ある時、『申し上げます』というセリフがあったので、廊下で『申し上げます』と怒鳴りながら走っていたこともある」と振り返った。

 男役のトップスターまで昇り詰めて2001年に宝塚を卒業。卒業後には演技で悩むこともあったという。真琴は「男役をやっていたから、女性を演じる時に、男役をやっていた女性が女性を演じている感じになってしまった」とちょっとしたしぐさに男役の所作がでてきてしまうという。

 真琴は今年、芸能生活39周年を迎え、コンサート「MAKOTO TSUBASA Thank You Concert STREAM of TIME~時の流れ~」を開催中。1月にVol.1、5月にVol.2を行い、7月27、28日に原宿「ラ・ドンナ」でvol.3を行う予定だ。真琴は「宝塚時代の歌などを歌いますが、喋りが面白いと思います」とPRした。