妻の滝川クリステルは関与せず「追跡はご遠慮いただきたい」小泉進次郎氏の自民総裁選で所属事務所が注意呼びかけ 「落ち着いて暮らせるといいですね」ネット理解の声多数
小泉進次郎元環境相の妻である滝川クリステルの所属事務所が総裁選への関与を否定し、取材の自粛を呼び掛けている。
滝川は現在子供を持つ母親として、子供の安全とプライバシーを第一に考えており、取材には一切応じない姿勢を示している。
自民党総裁選は27日に開票される予定であり、滝川の対応は議論を呼ぶ可能性がある。
自民党総裁選に出馬表明している小泉進次郎元環境相の妻でタレントの滝川クリステルの所属事務所フォニックスが9日、報道関係者に文書を発表した。
今回の総裁選に滝川が関与することはなく、取材には一切応じないとして取材の自粛を呼び掛けている。6日に小泉氏が出馬表明後、滝川への取材が相次ぎ、プライバシーの侵害を懸念したとみられる。
文書では、「滝川が関与することはございませんし、これに関する取材等をお受けすることはできません」とし、「滝川には現在、乳幼児と幼児がおり、小さな子供を持つ母親、家庭人として、子供の安全とプライバシーを第一に考えております。自宅周辺の取材、滝川と家族の追跡はご遠慮いただき、すでに撮影された素材につきましても、極めて慎重な対応を要請させていただきたく、ご理解とご協力のほど、お願い申し上げます」と理解を求めた。
自民党の国会議員の場合、妻が選挙区に張り付いて後援会活動に取り組むケースが大半だ。行き過ぎた取材は論外として、小泉氏が総裁選に勝利して首班指名も勝ち取れば、滝川はファーストレディの座に就く立場だけに、今回の対応は議論を呼ぶ可能性もある。
SNS上では「プライベートと政治は別、落ち着いて暮らせるといいですね」「夫婦それぞれの領域を尊重し、プライバシーを守ることが大切」「正しい判断」などと好意的な意見が多い。
自民党総裁選は12日に告示され、27日に開票される。
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