無料メールは「Gmail」だけじゃない!セキュリティ、容量ほかニーズ別おすすめサービス7選

AI要約

無料メールサービスと有料メールサービスの選択について、プライバシーと利便性のバランスが難しい問題である。

プライバシーを重視するなら有料メールサービスを選ぶか、自前のメールサーバーを立ち上げることも考えられる。

一方、無料メールサービスの中でも優秀なものとして、Gmailが最も広く利用されるメールサービスであるが、プライバシーへの懸念も指摘されている。

無料メールは「Gmail」だけじゃない!セキュリティ、容量ほかニーズ別おすすめサービス7選

ベストなメールサービスは、有料のケースがほとんどですが、無料メールプロバイダーにも優秀なものはたくさんあります。

問題は、そうしたプロバイダーを見つけるのが難しい、という点です。なぜなら、無料メールプロバイダーは、ユーザーのプライバシーと引き換えに、サービスを無料で提供しているものが多いからです。

サービス提供元の企業にもよりますが、メールのデータが、広告の表示や、そのユーザーのウェブ全体での行動のトラッキングに使われる可能性があり、極端な例ではメール内のテキストを人工知能(AI)のトレーニングに使っているケースまであります。

無料で使えることのメリットと、プライバシーの保護。どちらを取るのかは、なかなか難しい問題です。

一般的には、真の意味でプライバシーを保護しているメールプロバイダーを使うには、ある程度の料金を払うことは避けられません。また、その気になれば、自前のメールサーバーを立ち上げるという選択肢もあります。

この記事では、今のところは有料メールサービスに登録する気になれない、という人向けに、無料で使えるなかではベストなメールサービスを7つご紹介します。

ただし、1つの選択肢に縛られる必要はありません。複数のメールアカウントを作成して目的別に使い分けるのも、良いアイデアです。

自分のニーズに応じて、複数のサービスをうまく組み合わせて使ってみましょう。

「Gmail」は間違いなく、大半の人にとってベストなメールサービスだと断言できます。

信頼性が高く、スパムメールも的確にフィルタリングしてくれますし、15GBのクラウドストレージも無料で使えます。

それに、Gmailのアカウントを持たないでいることが事実上難しい、という事情もあります。インターネットを利用していて、Googleを完全に避けるのは難しいですから、どこかの時点でGoogleアカウントが必要になるはずです。

大半のAndroidスマホの設定から、共有されたGoogleドキュメントへのアクセスまで、Gmailは幅広いユーザーにとって、とても役に立つサービスです。

加えてGmailでは、1アカウントで複数のアドレスを作成できます。これは、サービスごとにメールアドレスを使い分けることで、スパムが届くようになった時、どのサービスからメールIDが漏れ出したのかチェックできる、大変役立つオプションです。

その一方、Gmailが指摘されている最大の問題点は、このサービスがGoogleによって所有されていることです。

というのも、Googleは、ユーザーデータを広告主に売ることで収益を得ているからです。プライバシーに対する意識が高い人にとっては、Gmailはベストなメールサービスとはいえないでしょう。

長所:普及率が高く、使い勝手が良く、高機能で、ほかのGoogleサービスと統合されている。

短所:データがマイニングされ、広告主に販売され得る。