アラン・ドロンさん SMAP番組出演時に助言「女性と付き合ってください」 来日時にはファン殺到

AI要約

フランスの俳優アラン・ドロンさんが、88歳で自宅で亡くなった。映画「太陽がいっぱい」などで知られ、「世紀の二枚目」として人気を博す。

日本でも大人気で、主演映画のPRなどでたびたび来日した。代々木競技場を見学し、大阪でのイベントでもファンに囲まれた。

日本企業のCMや和服ブランドの宣伝など、日本とのつながりも深かった。

アラン・ドロンさん SMAP番組出演時に助言「女性と付き合ってください」 来日時にはファン殺到

 映画「太陽がいっぱい」(60年)などで知られ“世紀の二枚目”として日本でも大人気だったフランスの俳優アラン・ドロンさんが、同国中部ドゥシーの自宅で死去した。88歳だった。18日、親族が「3人の子供、家族に囲まれて安らかに亡くなった」と声明で明かした。死因などの詳細は公表しなかったが、2019年8月に脳出血で手術を受け、療養生活を送っていた。

 日本でも人気を誇ったドロンさんは主演映画のPRなどでたびたび来日した。

 1963年に訪れた際には、翌64年開催の東京五輪に向けて建設中だった代々木競技場を見学。65年には大阪・ミナミの百貨店の屋上でイベントを行い、あふれんばかりのファンが押し寄せた。07年にも来日し、フジテレビ「SMAP×SMAP」に出演。SMAPメンバーに「若くいるために実践してほしいことがある。女性と付き合ってください」とアドバイスを送った。

 高級紳士服ブランド「ダーバン」やマツダ車など、日本企業のCMにも出演。「カトリーヌ プール アラン・ドロン」という和服ブランドも展開し、来日して売り込んだ。