仏俳優アラン・ドロンさん死去、「太陽がいっぱい」など主演

AI要約

フランス俳優のアラン・ドロンさんが88歳で亡くなった。数々の名作映画に出演し、名声を築いた。

生い立ちや若いころの経験、映画デビュー作品などで知られる。

健康上の理由で最近はほとんど自宅を離れず、亡くなる直前まで静かに過ごしていた。

仏俳優アラン・ドロンさん死去、「太陽がいっぱい」など主演

[パリ 18日 ロイター] - 映画「太陽がいっぱい」などに主演し二枚目俳優として名をはせたフランスの俳優、アラン・ドロンさんが死去したと仏メディアが18日報じた。88歳。

1935年11月8日、パリ郊外に生まれた。両親が離婚し4歳で養護施設に預けられた。17歳で海兵隊に入隊しインドシナ戦争に従軍した経験を持つ。

イタリアのルキノ・ヴィスコンティ監督の「若者のすべて」(1960年)と「山猫」(1963年)で一躍有名になった。仏名優ジャン・ギャバンと共演した「地下室のメロディー」(1963年)、一匹狼の殺し屋を演じた「サムライ」など数々のヒット作品を出した。

19年に脳卒中を患って以降は健康状態が芳しくなく、ヴァルドロワール地方のドゥシーの邸宅を離れることはほとんどなかったという。