俳優のアラン・ドロンさん死去、88歳 「太陽がいっぱい」に出演
フランスの映画俳優アラン・ドロンさんが88歳で死去した。彼は端正な二枚目として人気を博し、「太陽がいっぱい」などに出演した。
ドロンは57年にデビューし、翌年の「お嬢さん、お手やわらかに!」で多くの女性ファンを魅了した。演技者としての注目は59年の「太陽がいっぱい」で高まった。
彼はクールな魅力を持ち、野心家の男性役を演じるなど、幅広い演技力で知られていた。
「太陽がいっぱい」「冒険者たち」に出演し、端正な二枚目ぶりで人気を博したフランスの映画俳優アラン・ドロンさんが死去した。AFP通信が18日、報じた。88歳だった。
1935年、フランス生まれ。57年に「女が事件にからむ時」で映画デビューし、翌年の青春喜劇「お嬢さん、お手やわらかに!」のプレイボーイ役で多くの女性ファンを獲得する。
演技者として注目されたのは59年、ルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」だった。金持ちの友人を殺して財産を奪う野心家の男性を、クールな魅力たっぷりに演じた。