死去のアラン・ドロンさん三船敏郎とも共演 晩年はゼレンスキー氏と対話、銃72丁押収も

AI要約

フランスを代表するスターであるアラン・ドロンさんが88歳で亡くなった。彼は数々の映画に出演し、特に日本でも人気が高かった。引退後は健康問題に悩まされていたが、カンヌ国際映画祭で功績を称えられるなど活躍を続けていた。

ドロンさんは気骨あふれる演技で知られ、日本の名優である三船敏郎さんとも共演したことがある。また、コレクターとしても活動しており、自宅から多数の銃が発見されたこともあった。

また、最初の妻であるナタリーさんの死去やウクライナとの連帯を表明するなど、人間ドラマにも溢れた人物であった。その印象深い人柄と演技は、多くの人々に愛され続けることだろう。

死去のアラン・ドロンさん三船敏郎とも共演 晩年はゼレンスキー氏と対話、銃72丁押収も

88歳で死去したアラン・ドロンさんは「太陽がいっぱい」「サムライ」「冒険者たち」など多くの映画に出演し、1960年代にフランスを代表するスターに上り詰めた。2017年に引退を表明。19年に脳卒中を起こして以降、健康問題を抱えていた。

ドロンさんは1971年の「レッド・サン」では故三船敏郎さんとも共演。日本でも人気が高い。19年5月にはカンヌ国際映画祭で映画史への功績をたたえる「名誉パルムドール」を受賞したが、同年8月、脳卒中で「軽度」の脳出血を起こし、パリの病院で手術を受けたことが報じられた。

21年1月には、最初の妻で女優のナタリーさんが79歳で死去。ドロンさんは「愛した人が世を去るのは常につらい。ナタリーは最初の妻で唯一のドロン夫人だった」とコメントした。

22年9月には、ウクライナのゼレンスキー大統領とオンラインで対話し、「私はあなたたちと共にある」とロシアの侵攻を受けるウクライナへの連帯を表明。一方で銃のコレクターとして知られ、今年2月には仏検察がドロンさんの自宅から銃72丁を押収したと発表した。