歌手・松山千春さん(68)「狭心症」悪化でツアー中止に 治療に専念「一日も早く歌えるように」

AI要約

歌手・松山千春さん(68)の コンサートツアーが狭心症症状悪化のため中止されることが発表されました。

狭心症は心臓の血流が不十分になり、胸痛や苦しみを引き起こす病気で、手術による治療が必要と判断されました。

松山さんは復帰に向けて努力する姿勢を示し、早くみんなの前で歌えるように頑張ると語りました。

歌手・松山千春さん(68)「狭心症」悪化でツアー中止に 治療に専念「一日も早く歌えるように」

8月11日、歌手・松山千春さん(68)の所属事務所が、10月からのコンサートツアーの中止を明らかにしました。

「松山千春コンサート・ツアー2024秋 中止のお知らせ」

(日本コロムビア公式HPより):

コンサートツアーを中止させていただくこととなりました。

春のツアー終了後、身体のメンテナンスのためいろいろと検査をしてきましたが、狭心症の症状が悪化していることが判りました。

狭心症の症状悪化のため、10月から予定していた公演を予定していたコンサートツアーを、全て中止することを発表したのです。

「松山千春コンサート・ツアー2024秋 中止のお知らせ」

(日本コロムビア公式HPより):

改めて精密検査をした結果、冠動脈バイパス手術による治療が最善であると判断いたしました。治癒するまでに個人差はありますが三ヶ月ほど見込まれます。

松山さんは今から16年前、不安定狭心症と診断され、緊急手術を受けたことを明かしていました。

2008年7月 松山千春(当時52歳):

胸が締め付けられるというか、心臓を手でいきなり握られたような痛み、もちろん今まで経験したことのないような痛み、苦しさ、もう叫んでたな。

松山さんが患っている「狭心症」とはどのような病気なのでしょうか?

めざまし8は、専門の医師に話を聞きました。

――狭心症とはどのような病気ですか?

千葉静脈瘤・循環器クリニック院長 心臓血管外科医 河瀬勇医師:

狭心症というのはですね、心臓の筋肉に届くべき血流が十分な量がいかなくなって、足りなくなってしまって生じる胸の症状、胸痛、胸の痛みだったり、締め付けられる苦しい感じです。

――手術後、歌声への影響は?

千葉静脈瘤・循環器クリニック院長 心臓血管外科医 河瀬勇医師:

ご自分で納得いく声が出るのか出なくなるのかは分からないですけど、一般的にはその声がおかしくなるというようなことはあまりないです。

8月11日、松山さんは自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、復帰に向けての思いを語っていました。

松山千春(「松山千春ON THE RADIO」8月11日放送分にて):

俺なりに努力しながら治して、必ずみんなの待つステージで、一日も早く歌えるように頑張りたいと思います。

 (「めざまし8」8月13日放送より)