メーガン妃、新インタビューで王室時代の自殺願望を改めて語る「オープンにすることで癒される」

AI要約

メーガン妃が過去の自殺願望について改めて語るインタビューを受けた。

妃は自らの経験を元にSNSいじめ対策の活動を行っており、心の傷をオープンにすることの重要性を強調している。

王室による妃の助けを拒否したエピソードや、王室との関係についても触れられているが、妃は今後も率直にこの問題に取り組んでいく意思を示している。

メーガン妃、新インタビューで王室時代の自殺願望を改めて語る「オープンにすることで癒される」

ヘンリー王子とメーガン妃がアメリカのテレビ局「CBS」の「サンデーモーニング」のインタビューを受けた。その中でメーガン妃が王室にいた頃に抱いた自殺願望について改めて語っている。

これまで王子と妃は、王室時代からネットでいじめや中傷にさらされていたことを度々指摘しマスコミやSNSを批判してきた。2021年に受けたオプラ・ウィンフリーのインタビューで妃はそれらが原因で自殺も考えたと発言していた。2人はその経験を元に王室離脱後「ペアレンツ・ネットワーク」を設立、SNSが原因で自殺を図り亡くなった子どもたちの親をサポートしている。昨年10月にはニューヨークでこのネットワークのシンポジウムを開催、SNSの問題点について語った(写真下)。今回のインタビューでネットいじめが子どもや若者に及ぼす影響を聞かれた妃は、自分の経験を改めて語った。

妃曰く「どんな痛みやトラウマを経験しても、それをオープンにできることが癒しの旅の一部になると私は信じている」。さらに自殺願望についても。「私は自分の経験の表面をすくいとって話した。でも他の誰かにそんな思いをしてほしいと思っていないし、誰かがそういう計画を立てることを望んでいない。それにそのことを打ち明けたとき信じてもらえない経験を誰かにしてほしくない」。オプラとのインタビューが放送された後、妃の発言をフェイクだと否定した人、誇張して話していると批判した人々のことを示唆した。

「だから私が克服したことを口に出すことで誰かが救われたり、順調に暮らしているように見えるから大丈夫だと決めつけずにその人たちのことを気遣い、確認するように後押しすることになるのならそれだけで価値がある。私はそのために非難も受ける」。オプラとのインタビューで妃は自殺願望を告白した後、専門家の助けが欲しいと王室に求めたところ王室側から断られたという話もしていた。今回妃はその話はしなかったが、王室にとってこの件に触れられるのは嬉しいことではないと見られている。オープンに語ることで心の傷を癒すことができると考えている妃。英国王室を気にすることなく、この一件についてこれからも語っていくのは間違いなさそうだ。