中3男子いじめ自殺で両親提訴 同級生と大阪・門真市に賠償請求

AI要約

大阪府門真市で中学生が同級生からのいじめにより自殺した事件の概要。

被害者の両親が同級生11人と市に損害賠償を求め、訴訟を起こした経緯。

母親が記者会見し、いじめの許されざる理不尽さを訴えた声明。

 大阪府門真市立中3年の男子生徒=当時(15)=が2022年に同級生からのいじめを苦に自殺したとして、生徒の両親が5日、同級生11人と市に損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。請求額は明らかにしていない。

 訴状によると同級生11人は19年10月ごろから22年2月ごろにかけ、生徒88人が登録するLINEグループで男子生徒に対し「臭い」と書き込んだり、インスタグラムに「なんで4なないの?」などと死を望むかのような投稿をしたりした。男子生徒は22年2月17日に自殺した。

 記者会見した生徒の母親は「いまだに現実を受け止められない。いじめは理不尽で許されることではない」と訴えた。