【イベントレポート】「ブルーピリオド」眞栄田郷敦が学生の言葉に「自信ついた」、板垣李光人は画材トーク

AI要約

映画「ブルーピリオド」の公開直前イベントが本日8月1日に東京・女子美術大学で行われ、キャストの眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりが登壇した。

山口つばさの同名マンガをもとにする本作は、高校生・矢口八虎が1枚の絵をきっかけに美術の世界に挑み、東京藝術大学への受験を決意する物語。八虎を眞栄田、同級生・ユカちゃんこと鮎川龍二を高橋が演じ、八虎のライバルである高橋世田介役で板垣、美術部の先輩・森まる役で桜田が出演した。

大きな歓声で迎えられたキャスト陣たち。舞台には、女子美術大学短期大学部の学生・教員とキャストが共同で制作した大きな絵画が置かれており、眞栄田らは布を外してお披露目を行った。制作時について尋ねられた眞栄田は「撮影以来、本当に久々に描いたので、すごく集中しました」「生徒さんたちには色の作り方をアドバイスしていただきました」と回想し、高橋は「僕も言葉を忘れるくらい集中しました。気付いたら息が切れているような時間でした」と述べた。板垣は「僕はパステルを初めて使って描いたんですが、すごく面白い画材だなと思いました」と言い、高橋に「パステルおいしそうじゃなかった? 琥珀糖みたいで」と話を振る。対する高橋は「食用チョークみたいってこと?」とピンと来ていない様子で、会場には和やかな笑いが起こった。また桜田は「楽しかった記憶がよみがえりましたし、皆さんと一緒に1つの作品を作ることができてとても貴重な経験になりました」と語る。

本作は、女子美術大学でも撮影が行われた。眞栄田が八虎と世田介のシーンを挙げて「しっかり面と向かってやる芝居だったので、監督を含めて(板垣と)3人で話し合う時間を多く取りました。それでぐっと、距離が縮まったような気がします」と述懐すると、板垣も「1年前、今日みたいな暑い日に撮影していたなと思い出しました。こうやってまたお邪魔できて感慨深いです」としみじみコメントした。

【イベントレポート】「ブルーピリオド」眞栄田郷敦が学生の言葉に「自信ついた」、板垣李光人は画材トーク

映画「ブルーピリオド」の公開直前イベントが本日8月1日に東京・女子美術大学で行われ、キャストの眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりが登壇した。

山口つばさの同名マンガをもとにする本作は、高校生・矢口八虎が1枚の絵をきっかけに美術の世界に挑み、東京藝術大学への受験を決意する物語。八虎を眞栄田、同級生・ユカちゃんこと鮎川龍二を高橋が演じ、八虎のライバルである高橋世田介役で板垣、美術部の先輩・森まる役で桜田が出演した。

大きな歓声で迎えられたキャスト陣たち。舞台には、女子美術大学短期大学部の学生・教員とキャストが共同で制作した大きな絵画が置かれており、眞栄田らは布を外してお披露目を行った。制作時について尋ねられた眞栄田は「撮影以来、本当に久々に描いたので、すごく集中しました」「生徒さんたちには色の作り方をアドバイスしていただきました」と回想し、高橋は「僕も言葉を忘れるくらい集中しました。気付いたら息が切れているような時間でした」と述べた。板垣は「僕はパステルを初めて使って描いたんですが、すごく面白い画材だなと思いました」と言い、高橋に「パステルおいしそうじゃなかった? 琥珀糖みたいで」と話を振る。対する高橋は「食用チョークみたいってこと?」とピンと来ていない様子で、会場には和やかな笑いが起こった。また桜田は「楽しかった記憶がよみがえりましたし、皆さんと一緒に1つの作品を作ることができてとても貴重な経験になりました」と語る。

本作は、女子美術大学でも撮影が行われた。眞栄田が八虎と世田介のシーンを挙げて「しっかり面と向かってやる芝居だったので、監督を含めて(板垣と)3人で話し合う時間を多く取りました。それでぐっと、距離が縮まったような気がします」と述懐すると、板垣も「1年前、今日みたいな暑い日に撮影していたなと思い出しました。こうやってまたお邪魔できて感慨深いです」としみじみコメントした。

会場に集まった女子美術大学付属高校の生徒からの感想が読み上げられる場面も。「同じ高校生で美術をやっている身として、すごく心が震える作品でした」「好きなことを仕事にしている人は全員かっこいいと改めて思ったので、これから自分も絵をがんばりたいです」というコメントに、眞栄田は「うれしいですね。宣伝活動の中でも『好きなことに向かうときに、すごくパワーをもらえる作品です』と言っているので、実際にこうやってパワーをもらってくださっていると知って、より自信がつきました」と表情をほころばせる。高橋も「僕たちは好きなことを仕事にできていますし、この映画に関わってくれている方も同じです。プロとして作品に向き合って、僕らの届けたいものが届いてうれしいですし、皆さんそれぞれに映画の魅力を拾っていただけて、熱量高く作ってよかったです」と笑顔を見せた。

後半は、学生からの質問タイムがスタート。「何かに苦戦したときはどうする?」という問いに、眞栄田は「弱点を分析して、克服できるよう努力をします」、板垣は「悩みに押し潰されないよう、あくまで自分が悩みの上に立っているように意識します。あとはあきらめも大事だなと思っていて、やってみてダメだなというときはまだタイミングが早かったということもあるので」と真摯に回答。また「俳優業に目覚めたきっかけは?」と聞かれた高橋は「僕はこの世界に入ってから俳優に魅力を感じたんです」「最初は『人気者になりたい』くらい漠然としていたんですが、今自分がやりたいこと、やれることはなんなのかと思ってオーディションを受けました」と振り返り、その中で「僕はこの仕事でもっと階段を登りたいんだなと思った」と説明する。5歳で芸能界に入ったという桜田は「私は記憶がないのですが、ドラマを観て『これをやりたい』と言ったことがきっかけです」「満足がいく自分と向き合えるのは何十年後かわからないですが、その日が来ることを心待ちにしています」と言って、これからも丁寧に作品に関わっていくと宣言した。

萩原健太郎が監督した「ブルーピリオド」は、8月9日より全国でロードショー。

(c)山口つばさ/講談社 (c)2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会