「語る資格ない」「一理ある」東国原英夫氏、号泣の阿部詩に「ずっと泣いているのどうか」苦言で議論噴出

AI要約

元宮崎県知事・東国原英夫氏がパリ五輪で号泣した柔道選手についての発言が物議を醸している。

東国原氏は、柔道家として毅然とした態度を期待し、号泣を批判したが、賛否両論が巻き起こっている。

一方で、東国原氏の過去の発言や行動も物議を醸しており、批判的な意見も多く寄せられている。

「語る資格ない」「一理ある」東国原英夫氏、号泣の阿部詩に「ずっと泣いているのどうか」苦言で議論噴出

 元宮崎県知事・東国原英夫氏のパリ五輪に関する“ある発言”が、話題となっている。

 東国原氏は7月29日、TBS系のワイドショー『ゴゴスマ~GO GO!Smile!~』に生出演。パリ五輪・柔道女子52kg級で2回戦敗退した阿部詩(うた)が、試合後に号泣したことに触れ、「おしかりを受けるかもしれないけど」と前置きし、こうコメントした。

「悔しいのはわかるけど、あの“泣き”ってのはどうなのかなと思いました。柔道家として、武道家として、もうちょっと毅然としてほしかったな、と思います。へたり込んで、ずっと泣いてるのはどうかと。悔しいのは非常にわかったんですが」

 この発言がXで拡散され、大きな議論を呼んでいる。

《東国原の言うことにも一理ある ちょっと取り乱しすぎだと思った》

《全くの同感、日本発武士道を外れたものだ。良くも悪くもあの会場であれだけの声で、、、恥ずかしい!》

 と、同意する声もあるものの、多くは

《連覇を目指し世界一目指して死ぬ程努力して、報われなかったスポーツ選手の事を馬鹿にする意見を言うな!武道家の事を語る資格など無い!》

《この人は心の底から悔しい思いをしたことがないんだね!「あれは柔道家としてどうなの?」と、言った時はカチンと来た!世界一目指して死ぬ程努力して、それで負けたなら、誰だって大声出して泣きたくなるって!》

《はあ… 相手、聞き手、関わってる方の気持ちを理解した発言をお願いしたいですね。信じられないです》

《東国原の阿部詩選手への批判ほんと酷くて、 彼女に何か言う資格あるのは連覇のプレッシャーの中で戦った経験のある人だけだよ》

 など、発言に批判的な意見だ。

 東国原氏はこの日の17時すぎに、自身のXを更新。阿部詩選手の試合後について賛否があるという記事を引用し

《今日の「ゴゴスマ」でも言ったが、やはりあの態度(大声で泣きじゃくり試合進行を妨げていた)は武道家・柔道家として如何なものか》

 と再度、自説を主張している。

 東国原氏は、7月14日に起きた米国のトランプ前大統領の銃撃事件後に《これが「やらせ」で無ければ、トランプ氏は当確へ一歩も二歩も近づいた》とXに投稿。削除したものの、炎上したばかり。Xでは

《なんでもいいから目立つこと言わないとコメンテータとして生き残れないと思ってるんじゃ》

 という意見さえもみられる。「過ぎたるは及ばざるがごとし」もまた、日本人の美徳ではないか。