【漫画】ギャルな友達と買った「おそろい」、着けているのは自分だけ? 理由に「泣いちゃうよ」【作者インタビュー】

AI要約

真面目でいろいろなことを気にしがちな性格の「猪島岬」と明るい性格でギャルの「首藤静」が夏休みに映画を観にいき、仲を深める物語。

岬がおそろいのマスコットを身につけて登校する一方、静はどこにも身につけていない。物語は2人の友情を描いていく。

漫画家橋本ライドンさんによる作品は、2024年に書籍化される予定。岬と静の正反対な性格が共鳴し合う姿が描かれる。

【漫画】ギャルな友達と買った「おそろい」、着けているのは自分だけ? 理由に「泣いちゃうよ」【作者インタビュー】

 真面目でいろいろなことを気にしがちな性格の「猪島岬」と明るい性格でギャルの「首藤静」は、同じ高校に通っています。見た目も性格も正反対ですが、好きなキャラクターのことで意気投合し、夏休みに映画を観にいくことになりました。上映後、おそろいのマスコットを買ったり将来の話をしたりと、ふたりはさらに仲を深めていきます。

 夏休みが明け、岬はおそろいのマスコットをカバンに着けて気分よく登校します。しかし、静はおそろいのマスコットをどこにも身に着けていようで……?

 橋本ライドンさん(@hashimotorideon)による創作マンガ『違うタイプのふたりが「お揃い」を買う話』がX(旧:Twitter)上で公開されました。読者からは「学生時代のキラキラやモヤモヤした気持ちを思い出して懐かしくなりました」「好きなことを共有できるのってステキな関係ですよね」「こんなに大事にしてくれたら泣いちゃうよ」などの声があがっています。

 橋本ライドンさんは漫画家として活動しています。また、書籍化が決定した今作は『あなたが私を変えたから』(KADOKAWA)というタイトルで2024年8月21日に発売予定です。見た目も性格も正反対のふたり、真面目で目立たない女子高生の岬と、明るくてクラスの人気者であるギャルの静が友情を育んでいく物語です。

 作者の橋本ライドンさんにお話を聞きました。

ーー今回、X(旧:Twitter)に投稿した『違うタイプのふたり が「お揃い」を買う話』を描いた理由や、生まれたきっかけなどを教えて下さい。

 こちらのお話はもともと『大事にしかたは人それぞれ』というタイトルで、過去にX(旧:Twitter)に投稿した1本の2コママンガでした。元の2コマは「すれ違いが解決する話」を描こうと思い、すれ違いが起こりうる「違う感覚を持つふたり」をいろいろ考えた結果に完成しました。思いのほか反響があり驚いたのを覚えています。今回投稿した『違うタイプのふたりが「お揃い」を買う話』は、その2コマのふたりについてさらに想像を膨らませて描き上げたマンガです。

 たまたま書籍制作のお声がけをくださっていたKADOKAWAの編集さんから、このふたりの長い話を描かないかとご提案をいただいたのをきっかけに「どんな性格で、どんな学校生活を送っているのか? どんな出会いだったのか? どのようにしてこの2コマに至ったのか? この先ふたりの関係はどうなっていくのか?」と考えていきました。

 私自身も気に入っているふたりだったので、いま以上に好きになれるようにしたくて、ネームにはだいぶ時間がかかりました。でも、とても良い形にすることができたと思っております!