『仮面ライダーガッチャード』カグヤ様はローランド&阿部寛を参考に!永田聖一朗が語る“ゴージャス”な役づくり

AI要約

仮面ライダーガッチャードの人気キャラクター、カグヤ様こと鳳桜・カグヤ・クォーツの魅力について、俳優永田聖一朗がインタビューに答える。

永田は、カグヤ演じることについて夢をかなえた喜びを語り、SNS上での人気の高さにも驚きを隠せない様子。

カグヤ役を演じる際には、カリスマホストのイメージや声のトーンに工夫を凝らしたエピソードなどが明かされる。

『仮面ライダーガッチャード』カグヤ様はローランド&阿部寛を参考に!永田聖一朗が語る“ゴージャス”な役づくり

 特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」でひときわ人気を博す、“カグヤ様”こと鳳桜・カグヤ・クォーツ。金色に輝く仮面ライダーレジェンドに変身するカグヤは、貴族のような気品ある振る舞いで人々を虜にする。テレビシリーズに続き、映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』でもカグヤを演じる永田聖一朗がインタビューに応じ、“ゴージャス”さを目指した役づくり、テレビシリーズの思い出や映画の見どころを語った。

 カグヤが初登場したのは、昨年11月に配信されたスピンオフ「仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド」(全2話、東映特撮 YouTube Official ほかで配信中)。レジェンドライダーたちの力を宿したライドケミーカードを駆使して、悪の組織「ハンドレッド」の魔の手から世界を守った。

 母親の影響で「仮面ライダー龍騎」が好きだったという永田は、「出演が決まった時は、本当に夢かと思いました」と当時を振り返る。カグヤはその後、今年4月28日放送の第33話「伝説ライダー?100年早いな!」まで、約半年間登場することがなかったが、出演回以外でもSNSでトレンド入りすることがあり「それだけ反響があるんだなって実感しました。しかも、2週連続でトレンド入りしていたので、『えっ、出てた?』みたいな気分になりました(笑)」と本人も驚きを隠せなかった。

 カグヤを演じるにあたり、プロデューサーからは高貴な印象があるローランド(カリスマホストで実業家)をイメージするように伝えられたという。「ローランドさんを参考にしようと思いつつも、僕は素の声が少し高いので、声を低くする練習をしました」そこで永田が参考にしたのは、低音ボイスで知られる阿部寛だ。「(「ドラゴン桜」の名台詞)『東大に行け!』が口癖になっていました(笑)。撮影前に声を低くする練習をやっていたので、(カグヤを演じていて)たまに阿部寛さんが入っちゃっていた可能性があります(笑)」

 ゴージャスな振る舞いが特徴的なカグヤだが、永田は「スピンオフでは最初、もう少しマイルドに演じていました」という。すると、スピンオフを手がけた柴崎貴行監督(※崎はたつさきが正式表記)から「もっと分かりやすく、誇張して高貴な振る舞いでいける?」とオーダーがあったそうで、現在のカグヤに見られる気品ある所作が誕生した。