<アイカツアカデミー!>「アイカツ!」新プロジェクトの挑戦 データカードダス、アニメではない“新しい形”

AI要約

「アイカツアカデミー!」は新プロジェクトとして始動し、3人の主人公の女の子がトップアイドルを目指し、デジタルカードを活用した活動を行うスポ根サクセスストーリーとなる。

バンダイナムコ未来研究所で開催された発表会では、原田真史さんが新プロジェクトの意図を説明し、過去の「アイカツ!」コンテンツからの進化を強調した。

デジタルカード「アイカツアカデミー!カード」は配信動画やイベントで配布され、オリジナルボイスを楽しめる。カードは世界中のファン向けに49の国と地域で販売される。

<アイカツアカデミー!>「アイカツ!」新プロジェクトの挑戦 データカードダス、アニメではない“新しい形”

 アニメやゲームが人気の「アイカツ!」シリーズの新プロジェクト「アイカツアカデミー!」が7月27日に始動することが明らかになった。“新しいアイドル活動”を目指す3人の主人公の女の子がトップアイドルを夢見て配信活動をしていく「スポ根サクセスストーリー」となる。これまで同シリーズはゲーム筐体(きょうたい)から排出されるカードを集めて遊んできたが、「アイカツアカデミー!」では、アイドルたちの日々の活動がデジタルカード「アイカツアカデミー!カード(#デミカ)」として記録され、デジタル上でコレクションする。バンダイナムコ未来研究所(東京都港区)で7月16日に開催された「アイカツ!シリーズ 新プロジェクト発表会」に初代「アイカツ!」プロジェクトのプロデューサーである原田真史さんが登場し、新プロジェクトの意図を説明した。

 新プロジェクトは、2014年にスタートしたバーチャルライブ「アイカツ!LIVE☆イリュージョン」を原点として、再構成したもので、当時は子供だったが現在は大人になった人、今の子供も楽しめる「新しい形(フォーマット)」にチャレンジしたという。原田プロデューサーは、「これまではデータカードダス、アニメーションを軸に展開してきたが、そうではない世界線を皆さんに提供したい」と語った。

 「アイカツアカデミー!カード(#デミカ)」は、配信動画やイベントなどでシリアルコードと共に配布される。カードをウェブ上のサービス「マイページ」でデジタルファイリングすることで、オリジナルボイスを聞くことができる。カードはマイページ内のカードショップでも販売され、世界の49の国と地域から購入できる。

 原田プロデューサーは、マイページは日本語のほか、英語版を用意したといい、「『アイカツ!』はインドネシア、台湾、韓国など世界にファンがいらっしゃる。デジタルカードやYouTubeというフォーマットで世界の方に楽しんでいただきたい」と語った。