日米合作ミュージカル『RENT』山本耕史、クリスタル ケイのコメント映像が到着

AI要約

ブロードウェイミュージカル『RENT』に出演する日本人俳優とクリスタル・ケイのコメント映像が公開された。

『RENT』はニューヨークの若者たちを描いた作品であり、日本でも人気を博している。今回は日米合同のキャストで上演される。

稽古が始まり、外国からのキャストも来日。英語での稽古が進行中で、公演は2024年に東京と大阪で行われる予定。

日米合作ミュージカル『RENT』山本耕史、クリスタル ケイのコメント映像が到着

日米合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』に出演する山本耕史、クリスタル ケイのコメント映像が到着した。

ニューヨークのイースト・ヴィレッジに生きる若者たちの姿をビビッドに描き、ピュリツァー賞やトニー賞などに輝いた本作。ブロードウェイでは2008年9月まで12年にわたってロングラン上演を行い、計5,124公演を記録。2006年には映画化もされた。日本では1998年に初めて日本語上演版(主演:⼭本耕史)が行われて以降、 来日公演も幾度となく開催。そして、この夏初の日米合同のキャストで上演される。

6月下旬、稽古が始まる前に行われた今回のインタビュー。稽古前の気持ちを聞かれた山本耕史は「まだ想像がついていない、今回は日本語ではないし……」と英語での現場に不安を見せつつも、26年前にも同役を演じた経験を活かしていきたいとコメント。クリスタル ケイは見どころのシーンとして「みんなの思いを代弁してモーリーンがパフォーマンスをするシーン。どれだけメッセージを伝えられるか、自分も楽しみにしています」と語った。

また7月に入り、海外からのキャストも来日を果たすといよいよ稽古がスタート。初めの1週間は歌稽古から始まり、演出家:トレイ・エレット、音楽監督:キャサリン・A・ウォーカーの指導のもと、1曲1曲丁寧に作り上げられていく。

2023年にケネディ・センターで上演された『RENT』のワールド・シンフォニック・プレミアに出演したロジャー役のアレックス・ボニエロや20周年記念ナショナル・ツアーでトム・コリンズを演じたアーロン・アーネル・ハリントン、そして近年ブロードウェイでの活躍が目覚ましいエンジェル役のジョーダン・ドブソンなどの実力派が揃い、もちろんすべて英語で進む稽古を見ていると、まるでニューヨークにいるような感覚に。さらに稽古場の外ではアメリカから到着した大量の衣装がズラリと並び、連日各キャストのフィッティングも実施されていた。

『RENT』は、2024年8月21日(水) から9月8日(日) に東京・東急シアターオーブ、9月11日(水) から15日(日) に大阪・SkyシアターMBSで上演される。

<公演情報>

日米合作ブロードウェイミュージカル『RENT』

脚本・作曲・作詞:ジョナサン・ラーソン

演出:トレイ・エレット 初演版演出:マイケル・グライフ

振付:ミリ・パーク 初演版振付:マーリス・ヤービィ

音楽監督:キャサリン・A・ウォーカー

出演:山本耕史、Alex Boniello、Crystal Kay、Chabely Ponce、Jordan Dobson、Aaron A. Harrington、Nasia Thomas、Aaron James McKenzie ほか

※当初出演予定でしたRYOの来日はなくなりました。

※全編英語上演(日本語字幕あり)

【東京公演】

日程:2024年8月21日(水)~9月8日(日)

会場:東急シアターオーブ

【大阪公演】

日程:2024年9月11日(水)~9月15日(日)

会場:SkyシアターMBS