茨城で見つけた「ノールック中華」「盛りの日本百景!」【今夜のオモウマい店】
番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」では、茨城県桜川市で低価格ながらボリューム満点の料理を提供する食堂を紹介。かつ丼やよくばり中華丼など、ユニークなメニューが人気を集めている。
家族経営の店で、70歳の父が50代で創業し、昨年末に40代の次男が店を引き継いだ。料理には自家製のスープや手作りの唐揚げなどこだわりが見られる。
先代のモットーである「損して得を取れ」を受け継ぎ、原材料高騰に対応しながらも値上げを抑える努力を続けている店。料理の美味しさとコストパフォーマンスに客から驚きと称賛が寄せられている。
「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」
〈7月16日(火)午後7時から 日本テレビ系 中京テレビ制作〉
粘りに粘るリサーチと取材スタイルで〝オモてなしすぎでオモしろいウマい店〟を発掘。茨城県桜川市で見つけたボリュームと低価格が両立する食堂が登場する。
小鉢・漬物・みそ汁付きの「かつ丼(大盛り)」(1000円)は、ボリュームのあるトンカツがごはんの上に3段乗ったもの。卵にとじられたカツが山のように積み上がっているため、どんぶりからこぼさないように食べるには上段のカツを小皿に取り分ける必要がある。コシヒカリの上にかた焼きそば2.5つかみ分をのせ、さらに具だくさんのあんかけをかけた「よくばり中華丼」も、小鉢・漬物・みそ汁付きで850円。「この値段でこの味、出せると思いません」と客も驚く。
麺類もチャーシューメン、ピリ辛味噌ラーメン、野菜7種のもやしそばなど種類が豊富。自家製スープは、豚骨・にぼし・昆布などを加えて継ぎ足されてきたもの。
家族経営で、70歳の父が50代で創業し、昨年末、40代の次男に代替わりしたばかり。以降も2代目店主に加え、父、母、店主の兄(長男)という4人で運営している。2代目はお店で働きはじめて19年目で仕込みも調理もメインで担当。客席の様子を見つつ、具材をノールックで中華鍋に投入するなど、その手際の良さには目を見張るものがある。
近年の原材料高騰はお店を直撃しているが、料理に使う野菜の一部を自家栽培したり、唐揚げを手作りすることで値上げを控えている。「損して得を取れ」をモットーにする先代は、安易な値上げには反対の立場。そこには、創業から3年目までの状況が大きく影響していた。
MC・ヒロミ、進行・小峠英二。ゲストは高嶋政宏、エルフ。