二宮和也「ニノさん」ゴールデン進出の裏に日テレ〝嵐25周年ビジネス〟への思惑

AI要約

嵐の二宮和也がMCを務める「ニノさん」がゴールデンタイムに移動することが決まった。これは嵐再始動に備え、日テレの思惑があると言われている。

嵐は11月にデビュー25周年を迎えるが、現段階で再始動の可能性は見通せない状況。リーダーの大野智は芸能活動休止中で、松本潤も舞台で忙しいため。

二宮の独立によりスポンサー企業の影響を受けにくくなり、番組がゴールデン進出するタイミングとなった。

二宮和也「ニノさん」ゴールデン進出の裏に日テレ〝嵐25周年ビジネス〟への思惑

 嵐の二宮和也(41)がMCを務める日本テレビ系バラエティー番組「ニノさん」(日曜午前10時25分)が、10月期から金曜午後7時台のゴールデンタイムに進出することが明らかになった。この裏には、嵐に対する日テレの思惑があるという。

 同番組は2013年4月にスタートした時は木曜午前0時59分からの深夜枠だった。同年6月に日曜午後12時45分に移行。20年4月から現在の枠になった。ゴールデン進出にあたって、timeleszの菊池風磨などレギュラー陣はそのまま番組に出演する予定だ。

 ある局内関係者の話。

「今年11月3日にデビュー25周年という節目の年を迎える嵐はグループとして再始動も期待されている。もちろん、そうなればコンサートを行うでしょうし、ビッグビジネスになるのは間違いない。再始動にかかわりたい日テレとしては、その時に備えて今のうちに嵐メンバーを厚遇しておきたい。そんな思惑もあってのゴールデン進出ということでしょう」

 二宮自身の動きがゴールデン進出をスムーズにさせた面もあるという。

「旧ジャニーズ事務所の一連の騒動の影響で、今も起用に慎重なスポンサー企業も存在します。ところが、二宮は昨年10月に独立したので、その影響を受けにくくなった。嵐との関係を強化をしたい日テレにとって『ニノさん』はタイミング的に打ってつけの番組だった」(同)

 だが、リーダーの大野智は芸能活動を休止中。また、デビュー記念日の11月3日ごろは松本潤が舞台に出演しているため、現段階で嵐の再始動は見通せない。

 日テレとしては気をもむ状況がしばらく続きそうだ。