シャロン・ストーン、上半身裸で絵を描く姿をインスタグラムに投稿。「29億円を騙し取られた」後、心を取り戻すきっかけにアートが【SPURセレブ通信】

AI要約

俳優として活躍する傍ら、画家としても知られるシャロン・ストーンの自由な生きざまとアートに打ち込む姿を描いた記事。

シャロン・ストーンが過去に経験した壮絶な出来事や療養期間中に財産を騙し取られた過去、そしてアートを通じて自身を取り戻す苦難を乗り越えてきた姿を紹介。

数々の試練を経ても、シャロン・ストーンは自分らしい人生を生き、アートを通じて本当の自分を表現することに力を注いでいる。

シャロン・ストーン、上半身裸で絵を描く姿をインスタグラムに投稿。「29億円を騙し取られた」後、心を取り戻すきっかけにアートが【SPURセレブ通信】

俳優として活躍する傍ら、長年画業にもいそしんできたシャロン・ストーン(66)。2024年7月9日(現地時間)、トップレスでアートに打ち込む姿をインスタグラムに公開した。

シャロンがインスタグラムに投稿した画像には、日焼けした肌にビキニパンツ1枚という大胆な姿でキャンバスに向かう自身の姿が。

ビニール製の手袋をはめ、指を使って色を乗せている様子がうかがえる。「時々、プールから出て絵を描きに行きたくなるの」とキャプションを添え、その自由なスタイルを披露した。

この投稿に対し、コメント欄には、「人目を気にせず、自分らしく生きていて素敵」「彼女は今を生きている、強くて美しい女性」など続々と称賛の声が。コメント欄には著名人からのコメントも見受けられ、俳優のソフィア・ブッシュ(42)は、「大好き! 身も心も本当に自由で素敵」とハートの絵文字つきで反応した。

自由な生きざまで周囲を魅了するいっぽうで、過去には壮絶な出来事を経験しているシャロン。

2001年には、脳卒中と脳出血を発症。その後7年の療養生活を強いられ、俳優の仕事が一切来なくなるという状況に苦しんだ。病状についてシャロンは、「脳出血が9日間続き、脳は前に押し出され、以前あった位置ではなくなった。物が伸びたり、おかしな色のパターンが見えたりした。多くの人が私が死ぬと思ったわ」と、あるメディアにコメント。当時の担当医によれば、シャロンが助かる見込みは「わずか1%しかなかった」という。

苦悩はこれだけではない。今週火曜日に行われたある米メディアのインタビューの中で、シャロンは当時を振り返り、「20年以上映画界で活躍し稼いできた1,800万ドル(約29億円)を、療養期間中に騙し取られてしまった」と激白。

過酷なリハビリを重ね、嗅覚や視覚、触覚が変わり、文字を読むことさえ難しい状態の中、シャロンは周りの人に利用され、持てる財産のすべてを失ったと語った。「私が人生をかけて稼いだ1,800万ドルの貯金が、銀行口座から全額消えていた。冷蔵庫も電話も、すべてが他人の名義になっていた。本当に、無一文の状態に陥ってしまったの」。

病気と闘い、人に対する信頼感もなくした数年間は人生の中でも最もつらい時期だったと語るシャロンだが、そのいっぽうでそれらはすべて「人生観を変える出来事だった」と主張。それはアートを通じて、自身の生きざまを表現することにも繋がっている。

ある美術誌のインタビューでは、「絵を描いて、描いて、描いて、自分を取り戻し、自分の心を取り戻したという感覚がありました。長年失われていた自分の中心軸が見つかったのです」とコメントしている。

数々の苦節を経て、自分らしい人生を力強く生きているシャロン。そのひたむきな姿勢を、これからも追い続けていきたい。