シャロン・ストーンが29億円ダマし取られ「無一文になった」 大病で脳の位置も変わる

AI要約

米女優シャロン・ストーンが脳卒中で倒れ、1800万ドルをだまし取られ、無一文になった過去を激白。

リハビリ中に利用され、だまされて全てを失い、考え方や脳の機能が変化したと告白。

シャロンは女優業を続けつつも、臨死体験から引き起こされた体験に関して語った。

シャロン・ストーンが29億円ダマし取られ「無一文になった」 大病で脳の位置も変わる

 2001年に脳卒中で倒れ、7年間の療養を強いられた米女優シャロン・ストーン(66)が、その間に貯蓄していた1800万ドル(約29億円)をだまし取られ、「無一文になった」と激白した。

 9日発売の米芸能誌「ハリウッド・リポーター」とのロングインタビューでシャロンは当時を振り返り、「映画で稼いだ1800万ドルが銀行口座から全額消えていた。冷蔵庫から電話まで、全てが違う人の所有物になっていた」と明かした。

 脳卒中は重篤な状態で、脳出血が9日間続き、「助かる見込みは1%しかなかった」という。その後、リハビリを続け、回復するまでの時期、シャロンは集まってくる人たちから利用され、だまされ、全てを失ったと話した。

 また、病魔に襲われたこの体験が脳の機能や考え方を「100%変えた」と告白。「ある仏教の僧侶は、私が自分の同じ体に生まれ変わったのだと言われた」と明かした。

「臨死体験をして、その後蘇生したものの、9日間の出血で脳は前に押し出され、以前あった位置ではなくなった」と主張。そのため、「嗅覚や視覚、触覚が変わり、数年間は文字が読めなかった」と語った。

 シャロンは1990年に「トータル・リコール」でアーノルド・シュワルツェネッガーの相手役で注目され、92年の「氷の微笑」で一躍ハリウッドでトップ女優の仲間入りを果たした。リハビリ中もハル・ベリー主演の「キャットウーマン」(2004年)などに出演。現在も女優業を続けている。