宮沢りえ「もがきながら稽古を重ねた」 舞台「オーランド」主演、「1ステージを大切に」

AI要約

宮沢りえが主演する舞台「オーランド」のプレスコールが行われた。

舞台「オーランド」はヴァージニア・ウルフの代表作を原作とし、栗山民也さんが演出を担当している。

宮沢りえは台本を頂いた時の感覚や稽古を振り返り、東京公演に向けて意気込みを語った。

宮沢りえ「もがきながら稽古を重ねた」 舞台「オーランド」主演、「1ステージを大切に」

 宮沢りえが主演する舞台「オーランド」のプレスコールが4日、東京・PARCO劇場で行われた。

 ヴァージニア・ウルフの代表作が原作で、栗山民也さんが演出を担当。16世紀の英国に生まれ、時代や性別を超えて数奇な運命に立ち向かう主人公・オーランドを宮沢が演じる。

 この日、コメントを寄せた宮沢は「台本を頂いた時、今までにない感覚があって、どんな舞台になるのか不安でいっぱいでした。その時、栗山さんが『始めから想像がつくことより面白いでしょ?』と、いたずらっ子のようにおっしゃった言葉を信じ、もがきながら稽古を重ねてきました」と振り返った。

 今作は6月末に埼玉公演を終えたばかりで、宮沢は「本当に温かい拍手を頂いた時、作品を創ることの喜びと興奮を浴びた感覚でした」。続けて、「そのことをエネルギーに1ステージ1ステージを大切に、観客の皆さんと『オーランド』を体験していけたら」と思いを新たにした。

 東京公演は同所で5日から28日まで。8月に愛知・兵庫・福岡の各公演が行われる。