朝ドラ「虎に翼」多忙の寅子…ネットも子どもが心配「優未ちゃんの心の声も聞いて」

AI要約

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第68話では、寅子が離婚調停の仕事に取り組む中で、生まれた栄二が窃盗事件を起こし、親権を手放した両親を気にかける姿が描かれる。

一方、最高裁で「尊属殺の規定」に関する判決が言い渡され、穂高もその中で重要な役割を果たす。そして、ネット上では優未の聞き分けの良さが話題になる。

朝ドラ110作目の「虎に翼」は、女性弁護士で裁判官となった三淵嘉子さんをモデルに、昭和の法曹界を舞台とした物語で、石田ゆり子、岩田剛典、松山ケンイチらが出演し、米津玄師が主題歌を務める。

朝ドラ「虎に翼」多忙の寅子…ネットも子どもが心配「優未ちゃんの心の声も聞いて」

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8時)の第68話が3日に放送された。

 ※以下ネタばれを含みます。

 あらすじは、寅子(伊藤沙莉)は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当。二人の間に生まれた栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。責任を押し付け合う姿に心を閉ざしていく栄二。寅子は栄二を救う方法を模索する。一方、最高裁では「尊属殺の規定」に関する、ある判決が言い渡される。15人の最高裁判事の中には穂高(小林薫)がいた。

 ネットでは聞き分けのいい優未(竹澤咲子)を心配する声も上がった。

 X(旧ツイッター)には「Nクールさん!再び!」「親権を持ちたく無い…?」「脳内小橋再びw」「優未ちゃんの聞き分けの良さがすごく気になって仕方ないわ…」「なるほど、の人にはつい本音が話せてしまうのか」「意味はあります必ず 優三さんと違う感じでフォローできる航一 むむ」「梅子さん…絶対気付いてる」「尊属殺規定についての解説がわかりやすい。直人も直治も道男も真剣に聞いている。声は上げ続けないと」「ゆみちゃんの声無き声も聞いてあげて とらちゃん」「そうよね。でも気がついて。優未ちゃんの心の声にも」「穂高先生 信念ぶれない うれしい」などとコメントが並んだ。

 日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

 朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

 石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。