「虎に翼」圧巻の1分30秒 平田満の序文朗読に梅子もネットも「幸せ過ぎた」【ネタバレ】

AI要約

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で最高裁長官が著書の序文を読み上げる感動的なシーンが描かれた。

改稿作業を終えた寅子と航一が原稿を確認し、寅子の名前も入っていることに感激する。

星長官が亡くなる直前に静かに序文を読み上げ、周囲に温かい時間をもたらす。視聴者に強い印象を残す出演となった。

「虎に翼」圧巻の1分30秒 平田満の序文朗読に梅子もネットも「幸せ過ぎた」【ネタバレ】

 2日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、最高裁長官の星(平田満)が、「竹もと」で自身の著書「日常生活と民法」の序文を読み上げるシーンがあり、ネットも「幸せ過ぎた」「涙が出た」などの拍手が起こった。

 この日の「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)が星長官の息子・航一(岡田将生)と一緒に、星長官の著書の改稿作業を行う。その仕事場に星長官がやってきて、航一は妻を亡くし、子どもがいること、誰かいい人がいれば紹介してやってほしい…などといい、航一は寅子に「真に受けないでください」などと言う。

 その後、無事に改稿作業が終わり、寅子と航一は「竹もと」で原稿を確認。そこには「補修」として寅子の名前もあり、寅子は感激する。

 そして自ら序文を書き上げた星長官が「竹もと」にやってくる。そして「できたてほやほやの序文、聞いてくれるかい?」と静かに、穏やかにその序文を読み上げる。聞き入る寅子と航一。その文は、「竹もと」にいる客、主人と女将、そしてなにより、ここで働き出した梅子の胸に染みていく。

 読み終わると自然と拍手がわき起こり、温かい時間が「竹もと」を包み込む…。その後、星は出版前に亡くなってしまう。長年、病と闘い続けていたという。

 読み上げた時間は約1分30秒。このシーンが印象に残った人は多かったようで、ネットも「平田満さんの序文朗読が耳に幸せ過ぎた」「平田満さんが静かに序文を読み上げる。聞き入る梅子さんの後ろ姿に涙が出た」「星長官の語りがよすぎてしみた」「平田満さんの民法序文朗読、感動して民法に興味を持ちました」「星長官の出演シーンは短かったけど、ずっと居たかのような安心感と存在感。そして竹もとでの素晴らしい朗読。平田満さんさすがです」など拍手が。

 星長官は2週間前の6月17日に登場。その後、連日登場したわけではなく、出演回数は決して多くはなかったが、最後に視聴者に強い印象を残したようだ。