人生の転機を迎えている大人たちへ、扉座「ハロウィンの夜~」スタート
劇団扉座 第77回公演『ハロウィンの夜に咲いた桜の樹の下で』が、東京の座・高円寺1で開幕した。
横内謙介が作・演出を手がける本作は、季節外れの桜が咲いたハロウィンの翌朝、中年男が目を覚ますところから始まる物語。
開幕に際し横内は、暗転がない舞台でオンタイムのストーリーが展開される新たな試みであり、メッセージも込められていると説明した。
「劇団扉座 第77回公演『ハロウィンの夜に咲いた桜の樹の下で』」が、昨日6月6日に東京の座・高円寺1で開幕した。
横内謙介が作・演出を手がける本作では、異常気象によって季節外れの桜が咲いたハロウィンの翌朝、1人の中年男が目を覚ますところから物語がスタートする。
開幕に際し横内は「この舞台は場面転換や暗転が一回もありません。一つの場所で、始まりから終わりまでがオンタイム。舞台上に小道具の時計があって、その時計と同じ時間経過でストーリーが進行します。シチュエーションコメディなどで古典的に存在する形式ですが、私としては初の試みです。そのドタバタ喜劇っぽい装いの中に、自分を含めて人生の転機を迎えている大人たちへのメッセージを込めました」と想いを語った。
出演者には山中崇史、岡森諦、鈴木利典、新原武、野田翔太、砂田桃子、藤田直美、久我音寧が名を連ね、長谷川純が客演する。上演時間は約1時間50分、公演は6月16日まで行われる。
■ 劇団扉座 第77回公演「ハロウィンの夜に咲いた桜の樹の下で」
2024年6月6日(木)~2024年6月16日(日)
東京都 座・高円寺1
□ スタッフ
作・演出:横内謙介
□ 出演
山中崇史 / 岡森諦 / 鈴木利典 / 新原武 / 野田翔太 / 砂田桃子 / 藤田直美 / 久我音寧 / 長谷川純
※学割(25歳以下)あり。