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市川團子が「春興鏡獅子」に初役で挑む、「新翔 春秋会」藤間勘十郎との「吉野山」素踊りも
「新翔 春秋会」は、市川團子の研鑽の場として立ち上げられた公演シリーズであり、團子が素踊りや新歌舞伎十八番の内に挑む内容となっている。
また、京都芸術大学で三代目市川猿之助の軌跡をたどるフォーラムも開催され、團子や石川耕士が登壇する予定である。
公演情報やフォーラムの詳細など、京都芸術劇場 春秋座でのイベント情報が記載されている。
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「京都芸術劇場 春秋座 藤間勘十郎 芸術監督プログラム『新翔 春秋会』」が、9月6日から8日まで京都・京都芸術劇場 春秋座で上演される。
「新翔 春秋会」は、市川團子の研鑽の場として立ち上げられた公演シリーズ。第1回となる今回は、團子が「義経千本桜」より「吉野山」を素踊りで披露したあと、新歌舞伎十八番の内「春興鏡獅子」に挑む。「吉野山」では、佐藤忠信実は源九郎狐役を團子、静御前役を藤間勘十郎が担当。「春興鏡獅子」では、團子が小姓弥生後に獅子の精を初役で勤める。チケットの一般販売は6月12日10:00にスタート。
また、團子の祖父で、京都芸術大学の初代芸術監督の三代目市川猿之助(二世市川猿翁)が同大学に寄贈した資料をもとに、三代目猿之助の軌跡をたどるフォーラム「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」が、9月21日に同劇場で開催される。本フォーラムには、ゲストとして團子と石川耕士が登壇する。参加は無料だが、往復はがきでの申し込みが必要。申し込み多数の場合は抽選となる。
■ 京都芸術劇場 春秋座 藤間勘十郎 芸術監督プログラム「新翔 春秋会」
2024年9月6日(金)~2024年9月8日(日)
京都府 京都芸術劇場 春秋座
□ スタッフ
二、新歌舞伎十八番の内「春興鏡獅子」
作:福地桜痴
□ 出演
一、「『義経千本桜』素踊り 吉野山」
佐藤忠信実は源九郎狐:市川團子
静御前:藤間勘十郎
二、新歌舞伎十八番の内「春興鏡獅子」
小姓弥生後に獅子の精:市川團子
老女飛鳥井:市川段之
家老渋井五左衛門:市川猿四郎
局吉野:市川笑野
用人関口十太夫:市川喜猿
胡蝶の精:藤間勘知恵 / 藤間勘松音