伊藤匠七段「あまり熱戦にできずに残念」 奪取に王手も藤井聡太叡王が逆襲/将棋

AI要約

将棋の藤井聡太叡王(21)=8冠=が第9期叡王戦五番勝負第4局で伊藤匠七段(21)を132手で下し、対戦成績をタイに戻した。

伊藤七段は初タイトルに1勝を迫られたが、次局に全力を注ぎ、熱戦を期待している。

藤井叡王は熱戦にこだわり、次戦に向けて準備を進めている。

伊藤匠七段「あまり熱戦にできずに残念」 奪取に王手も藤井聡太叡王が逆襲/将棋

将棋の藤井聡太叡王(21)=8冠=が31日、千葉県柏市の柏の葉カンファレンスセンターで指された第9期叡王戦五番勝負第4局で先手の伊藤匠七段(21)を132手で下し、対戦成績2勝2敗でタイに戻した。

伊藤七段は先に王手をかけながらも逆襲された。初タイトルにあと1勝に迫った大一番だったが、「しっかり盤上に集中して臨めればと思っていました。あまり熱戦にできずに残念な内容だった。次局は注目される舞台。全力をつくして良い内容にしたい」と誓った。

大盤解説会のファンの前では「もう少し熱戦にできそうなところで、こちらがバランスを崩して残念な内容になってしまった」と反省し、「熱戦をお見せできるように頑張りたい」と語った。