岸田首相、山口公明代表と会談へ パー券「5万円超」容認論 政治資金規正法改正

AI要約

岸田文雄首相と公明党山口那津男代表が政治資金規正法改正に関する会談を行う。

自民党が公明党の主張を受け入れる可能性が浮上しており、規正法改正の自民修正案が提案されている。

公明党はパーティー券購入者の公開基準額引き下げや政策活動費の透明化を求めており、今後の動向が注目される。

 岸田文雄首相(自民党総裁)は31日、公明党の山口那津男代表と会談する。

 政治資金規正法改正に関し、公明党が求めるパーティー券購入者の公開基準額「5万円超」への引き下げや、使途公開の必要がない政策活動費の透明化について協議。自民内には今国会成立に向けて公明の主張を受け入れるべきだとの声が出ている。

 規正法改正の自民修正案は(1)パーティー券の公開基準額を現行の「20万円超」から「10万円超」に引き下げ(2)政策活動費は支出の「年月」を収支報告書に記載(3)施行3年後に見直し―が柱。山口氏が30日に「そのまま賛同することはできない」と表明していた。