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日産延べ17.6万台リコール 運転支援システム不作動など 国交省
日産自動車はセレナとエクストレイルを含む3車種に対し、17万6158台のリコールを行う。セレナでは運転支援システムの不具合があり、エクストレイルではカーナビの制御プログラムに問題がある。
セレナの9万313台は走行中に警告灯が点灯し、運転支援システムが使えなくなる可能性がある。エクストレイルなどの8万5845台では死角を確認するカメラの映像が表示されないことがある。
一部の車種ではエンジンが始動できなくなる恐れがあるため、日産は対応策を呼びかけている。
日産自動車は30日、運転支援システムが作動しない恐れがあるなどとして、ミニバン「セレナ」、スポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」など計3車種延べ17万6158台(2021年12月~24年1月製造)のリコール(回収・無償修理)を届け出た。
国交省によると、セレナ9万313台(22年11月~24年1月製造)は、通信制御装置のプログラムが不適切なため、走行中に警告灯が点灯し、運転支援システムが使えなくなる可能性がある。
また、SUV「アリア」など計3車種8万5845台(21年12月~23年11月製造)は、カーナビの制御プログラムが不適切で、死角を確認するカメラの映像が表示されないことがある。一部の車種ではエンジンも始動できなくなる恐れがある。