長谷川岳参院議員が北海道議にも圧力か? 自民道連会長が3件を公表

AI要約

自由民主党北海道支部連合会会長の中村裕之衆院議員が、長谷川岳参院議員が札幌市や北海道の職員らに威圧的な言動をした事例について明らかにした。

自民党道連は、長谷川氏が同党所属の道議会議員に対して威圧的な対応をとった複数の事例を報告した。

中村氏によると、報告された事例には、札幌市のシンポジウム中止や他の自民党候補者への威圧的な言動などが含まれる。

長谷川岳参院議員が北海道議にも圧力か? 自民道連会長が3件を公表

 札幌市や北海道の職員らに威圧的な言動をした長谷川岳参院議員について、自由民主党北海道支部連合会会長の中村裕之衆院議員は27日、長谷川氏が同党所属の道議会議員に対して威圧的な対応をとった事案が3件報告された、と明らかにした。

 自民道連は、一連の問題を受け、長谷川氏と自治体などとの中継ぎ役を担うこともある道議を対象に調査を進めていた。

 中村氏によると、長谷川氏は、(1)2022年に札幌市の丘珠空港に関するシンポジウムについて、開催が近づいた時期に関係者に圧力をかけて中止させた、(2)2022年の前回参院選で他の自民党候補者を応援した道議に対して「あなたのことは知らないからな」などと威圧的な言葉をかけた、(3)道議会の運営について強く抗議し、その道議の後援者からの支援を妨げるような発言をした、可能性があるという。

 調査終了を受け、中村氏は近く、長谷川氏と他の道連役員も交えて面会し、事実関係を確認した上で、今後同じことを繰り返さないように再発防止を申し入れるという。(松尾一郎)