アビガン、ダニ感染症にも適用 塩野義コロナワクチン了承

AI要約

厚生労働省の専門部会は、富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」を、SFTSにも適用拡大することを了承した。

また、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの従来株に対応するワクチン「コブゴーズ」の製造販売の承認も了承された。

SFTS治療薬は世界初のものであり、厚労省が近々正式に承認する予定となっている。

 厚生労働省の専門部会は24日、富士フイルム富山化学(東京)が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」を、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」にも適用拡大することを了承した。近く厚労省が正式に承認する。SFTS治療薬は世界初。

 塩野義製薬(大阪市)が開発した新型コロナウイルスの従来株に対応するワクチン「コブゴーズ」の製造販売の承認も了承した。