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200万円のシューマッハーヘルメットは偽物 福島のF1ファンが店提訴
男性が200万円で購入したシューマッハーのヘルメットが偽物だったとして、F1グッズ販売会社を訴える事件が起きた。
男性はアロンソのヘルメットを下取りに出し、差額の金額でシューマッハーのヘルメットを購入したが、後に偽物であることが判明。
男性は本物の返還と返金を求めて訴訟を起こし、損害賠償を求めている。
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200万円で買った自動車のF1シリーズ元王者ミヒャエル・シューマッハーさん(ドイツ)のヘルメットが偽物だったとして、福島県桑折町の男性が23日までに、三重県鈴鹿市のF1グッズ販売会社と同社代表に約455万円の損害賠償を求め福島地裁に提訴した。
訴えによると、男性は2021年11月、シューマッハーさんのヘルメットを購入したいと相談していた同社に、レースで使われたヘルメットの予備品を200万円で紹介された。男性は所有していた同じく元F1シリーズ王者フェルナンド・アロンソさん(スペイン)のヘルメットを150万円で下取りに出し、差額の50万円に手数料5万円を加えた55万円を店に支払い、購入した。
男性は23年7月、大阪市の別の専門業者に確認したところ、本物にはあるシリアルナンバーが入っておらず、レプリカであることが判明した。男性は鈴鹿市の会社にアロンソさんのヘルメットの返還と返金を求めたが応じられなかったため、4月末に訴えを起こした。
請求金額には、アロンソさんのヘルメットを海外のスポーツ店などで再調達するのに必要な360万円などを含めた。
同社の代表は23日、河北新報の取材に「現時点では取材に応じられない」と話した。