木村弥生・前江東区長に区長選立候補5年間禁止の判決 選挙買収など巡る連座制訴訟

AI要約

東京・江東区の区長選挙で、公職選挙法違反の罪で有罪が確定した柿沢未途氏に連座制が適用され、前区長への支援も問題となりました。

裁判所は連座制を認め、木村前区長に5年間の立候補禁止を言い渡しました。

木村前区長本人も柿沢元議員との共謀が疑われており、公職選挙法違反の判決は6月14日に予定されています。

木村弥生・前江東区長に区長選立候補5年間禁止の判決 選挙買収など巡る連座制訴訟

東京・江東区の区長選挙をめぐり、柿沢未途・前法務副大臣が公職選挙法違反の買収の罪などで有罪が確定したことを受け、支援を受けた前江東区長にも連座制が適用されるかが問われた裁判で、裁判所は連座制の適用を認め、区長選への立候補を5年間禁止する判決を言い渡しました。

去年4月の江東区長選挙で木村弥生・前区長を支援した柿沢未途・前法務副大臣は、公職選挙法違反の買収の罪などで懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が確定しています。

これを受け、検察側は、柿沢元議員が区長選挙の組織的な選挙運動管理者などにあたるとして、当選した木村前区長に連座制を適用すべきだとして行政訴訟を起こしていました。

きょうの裁判で東京高裁は、木村前区長に対して連座制の適用を認め、江東区長選への立候補を5年間禁止する判決を言い渡しました。

木村前区長本人が柿沢元議員と共謀したなどとして公職選挙法違反の罪に問われている裁判の判決は、6月14日に予定されています。