前江東区長・木村弥生被告に立候補5年禁止の判決 公選法違反事件巡り 東京高裁

AI要約

東京・江東区長選挙を巡る公職選挙法違反事件で、前区長の木村弥生被告に対して、5年間の立候補禁止判決が言い渡された。

過去に同じ事件で柿沢未途元議員が有罪判決を受けている。

東京高裁は木村被告に連座制を適用し、買収などの罪に問われた部分に対して制裁を課した。

前江東区長・木村弥生被告に立候補5年禁止の判決 公選法違反事件巡り 東京高裁

東京・江東区長選挙を巡る公職選挙法違反事件で、東京高検が、前区長の木村弥生被告に対して、区長選への立候補を禁止するよう求めた裁判で、東京高裁は、立候補を5年間禁止する判決を言い渡しました。

去年4月の江東区長選挙を巡っては、公職選挙法違反の買収の罪などに問われた柿沢未途元議員(53)に対して、東京地裁が懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡し、確定しました。

これを受けて、東京高検は、柿沢元議員が選挙運動を計画した「組織的選挙運動管理者」に当たるとして、同じく買収などの罪に問われている前区長の木村弥生被告(58)に対して、連座制の適用を求める裁判を東京高裁に起こしていました。

東京高裁は22日、連座制の適用を認め、江東区で行われる区長選挙への立候補を、今後5年間禁止する判決を言い渡しました。