富士山通行サイト予約開始 混雑解消へ2千円事前決済

AI要約

富士山の山梨県側の登山道「吉田ルート」での通行予約受付が始まった。支払い義務化により、事前決済で混雑解消を図る取り組みが行われる。

山梨側の開山期間は7月1日から9月10日で、1日あたりの登山者上限は4千人。そのうち3千人を予約枠とし、残りの枠は当日枠に回される。少なくとも千人は当日に受付で通行料を支払える。

午後4時から午前3時まで、宿泊予約者以外の通行を規制することで、「弾丸登山」を防止する対策も実施される。

 富士山の山梨県側の登山道「吉田ルート」の通行予約の受け付けが20日、始まる。県は今夏、登山者に通行料2千円の支払いを義務付けるため、クレジットカードなどの事前決済により、混雑解消を図る。県などが運営する「富士登山オフィシャルサイト」で登山前日まで予約できる。

 山梨側の開山期間は例年7月1日から9月10日まで。1日当たり登山者の上限は4千人で、うち3千人を予約枠とする。予約枠が余れば当日枠に回す。少なくとも千人は当日、受付で通行料を支払い通行できる。

 県は宿泊せずに夜通し登る「弾丸登山」を防ぐため、午後4時から午前3時まで山小屋の宿泊予約者以外の通行を規制する。