「これ以上どう頑張ればいいのか…」石川・能登の仮設住宅で床上浸水 復旧道半ばで再び被災地の住民を襲った豪雨災害 死者2人行方不明13人

AI要約

石川県能登地方での記録的な豪雨による大雨特別警報の影響について報道。

能登地方や輪島市での被害状況や救助活動の様子を伝える。

仮設住宅への浸水被害や住民の心境をリポート。

「これ以上どう頑張ればいいのか…」石川・能登の仮設住宅で床上浸水 復旧道半ばで再び被災地の住民を襲った豪雨災害 死者2人行方不明13人

きのうからの記録的な豪雨で大雨特別警報が発表された、石川県能登地方。震災からの復旧道半ばで、再び被災地の住民を襲った災害は、各地に大きな被害を及ぼしています。

けさも1時間に40ミリを超える激しい雨が降った輪島市。降り始めからの雨量は、およそ500ミリに達し、まちの至る所に豪雨の爪痕が残っています。

門前町の国道では中屋トンネル付近の土砂崩れで、震災の復旧工事にあたっていた作業員5人の行方が今も分かっていません。捜索活動に向かう警察官もおよそ2キロ手前から、徒歩での人海戦術を余儀なくされます。一方、珠洲市では…

記者

「珠洲市の仮設住宅に来ています。川から溢れ出た水が階段を越え、床上浸水したということです」

珠洲市と輪島市では、9つの仮設団地が床上浸水の被害を受けました。

住民

「まさか仮設に水入ってくるという思いは誰もしてないと思う。いろいろなこと頭の中回っているが、結論はまだ出ない、出せない」

短時間のうちに被災地の広いエリアを飲み込んだ、今回の記録的な豪雨。石川県能登地方に出されていた大雨特別警報は丸1日経ったきょう午前、ようやく大雨警報に切り替わりました。

住民

「せっかく少しずつ進んできた。またやる気なくなる。これ以上どう頑張ればいい」