登山者ら200人一時孤立…ヘリによる救助活動続く 静岡市の林道で土砂崩れ

AI要約

静岡市の南アルプスにつながる林道で土砂崩れが発生し、登山者ら200人が孤立したが、20日朝からヘリコプターによる救助活動が行われている。

救出された登山者は安心感を示し、椹島ロッヂで食事やお風呂を利用し、励まし合いながら過ごしたという。

20日は下山を希望する登山者100人の救出が予定されており、日没までの救助が目指されている。

19日、静岡市の南アルプスにつながる林道で土砂崩れが起き、一時、登山者ら200人が孤立しました。20日朝から、ヘリコプターによる救助活動が行われています。

静岡市によりますと、土砂崩れは、静岡市の山間部、南アルプスへつながる林道で発生。「椹島ロッヂ」などで、登山者やリニア中央新幹線の工事関係者ら、あわせて200人が孤立しました。

20日の救助活動は、午前6時前から始まり、県や静岡市のヘリコプターで、椹島ロッヂから井川地区まで救助者を運びました。

救助された人

「孤立していたところから抜けられた安心感は強かった」「(椹島ロッヂで)食事も用意してもらい、お風呂も入れたので、きょうどうなるか分からなかったが皆さんで励まし合いながら過ごせた」

20日は、下山を希望する登山者100人を救助する予定で、日没までの救助を目指すということです。