土砂崩れで約150人孤立 20日朝からヘリコプターによる救助活動続く
静岡市葵区で土砂崩れが発生し、取り残された利用客約150人がヘリコプターで救助されている。
現場は過去にも同様な事故が起きており、土砂崩れが起きやすい場所である。
救助を希望する人は約100人おり、救助活動が続いている。
静岡市葵区の林道で土砂崩れが発生し、取り残されていたロッジの利用客約150人が9月20日朝から順番にヘリコプターで救助されています。
静岡市葵区で9月19日、土砂崩れが発生し、登山客や工事関係者など約150人が孤立状態になりました。19日午前6時から、順次、救助のためヘリコプターを飛ばし、下山させています。
<田島かのん記者>
「午前7時の静岡市葵区井川です。たったいま、救助者を乗せたヘリコプターがやってきました」
現場関係者によりますと、現場は椹島ロッジへの通行に利用する山間部の林道で、過去にも同じようなことが起きているといい、土砂崩れが起きやすい場所だということです。
<東海フォレスト 井上廣さん>
「去年も落ちた現場で、結構崩れるポイントはあります。今回の登山シーズンにいきなり落ちたのは珍しいですね」
ヘリコプターでの救助を希望している人は約100人だというこで、救助活動が続いています。
<長野からの登山客)
「離れて孤立したところから出られたので安心感はあります」
<長野からの登山客>
「率直に帰れない、明日の仕事どうしようということばかり考えていた」
ヘリコプターでの救助を希望している人は約100人だというこで、救助活動が続いています。