仮想通貨の「Bitget」がスペインの「ラ・リーガ」と公式暗号資産パートナー契約締結

AI要約

スペインのサッカーリーグ「ラ・リーガ」と仮想通貨交換所及びWeb3企業の「Bitget」がパートナーシップ契約を締結した。ラ・リーガでは有名選手が活躍中で、Bitgetは認知度向上とWeb3ソリューションのサポートを得る。テバス会長はデジタル化に注力し、BitgetのCEOはスポーツ界のデジタルイノベーションを強調。

契約により新たな機会がファンとアスリートにもたらされる。ラ・リーガのスポーツ精神とBitgetの信念が一致し、コラボレーションが新興市場におけるWeb3の普及に貢献すると期待される。

Web3とは分散型インターネットの概念で、ブロックチェーン技術を基盤とする。インターネットの進化を象徴し、将来的にはWeb3へのシフトが予想されている。

 スペインのサッカーリーグ「ラ・リーガ」が仮想通貨交換所及びWeb3企業の「Bitget」(ビットゲット)と公式暗号資産パートナー契約を締結した。19日にシンガポールで開催された「Token2049」で発表された。

 ラ・リーガでは現在、日本代表の久保建英やフランス代表エムバペ、ブラジル代表ビニシウス、ポーランド代表レバンドフスキなどのスター選手が活躍中。22年にアルゼンチン代表メッシを公式アンバサダーに起用したBitgetは、このパートナーシップにより認知度をさらに向上させる。また、ラ・リーガは包括的なWeb3ソリューションのサポートを得られる。

 ラ・リーガのハビエル・テバス会長(62)は「ラ・リーガはこの10年間、デジタル化とイノベーションに特に力を入れてきました。昨シーズンはテクノロジーに重点を置く『新時代』という枠組みの中で、こういう分野を優先事項としてきました。私たちはパイオニアとなるため、全力を尽くしています」とコメントした。

 Bitgetのグレーシー・チェンCEOは「スポーツ界がデジタルイノベーションを受け入れる中、仮想通貨、ブロックチェーン、新興テクノロジーはこの変革に不可欠なものとなりつつあります。ラ・リーガと提携することで、スポーツにおける仮想通貨の成長を加速させ、ファンとアスリートに新たな機会をもたらすことができます。ラ・リーガのスポーツ精神は忍耐と前向きな情熱によって偉業を達成する“Make It Count”というBitgetの信念と一致しています。このコラボレーションが新興市場におけるWeb3のより広範な導入への道筋をつけて、10億人以上の人々の体験を向上させると確信しています」と話している。

 【Web3(ウェブスリー)とは】ブロックチェーン技術などを基盤とする分散型インターネットの概念のこと。インターネットの概念はWeb1.0から現在のWeb2.0に進化し将来的にはWeb3にシフトすると考えられている。