兵庫知事の不信任案可決 維新・藤田幹事長「辞職が適切」

AI要約

兵庫県知事がパワーハラスメント疑惑で不信任決議を受ける。

党は斎藤知事の辞任を要求し、独自候補擁立も視野に。

推薦の責任も認めつつ、今後の戦略を模索。

兵庫知事の不信任案可決 維新・藤田幹事長「辞職が適切」

 兵庫県の斎藤元彦知事(46)がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、県議会が斎藤氏に対する不信任決議を全会一致で可決したことを受け、日本維新の会の藤田文武幹事長は19日、記者会見で「可決したので、(斎藤氏は)辞職するのが適切だと思う」と述べた。

 出直し知事選になった場合、党として独自候補を擁立するかどうか問われ、藤田氏は「排除せず、選択肢の一つとして検討したい」と否定しなかった。2021年の知事選で自民党とともに斎藤氏を推薦した責任について、藤田氏は「最初に押し上げた事実を重く受け止める。推薦した者の責任はある」と認めた。【高瀬浩平】