斎藤元彦兵庫県知事「自分にも一定の覚悟と判断が必要」不信任可決を受け心中語る

AI要約

兵庫県知事の斎藤元彦氏が不信任決議案を受け、10日以内に辞職・失職か議会解散を迫られることとなった。

斎藤氏は決断を保留し、議会の判断を重く受け止めているが、具体的な選択については言及を避けている。

一方、斎藤氏はこれまでの活動を振り返りながら、県政を前進させる意欲を示している。

斎藤元彦兵庫県知事「自分にも一定の覚悟と判断が必要」不信任可決を受け心中語る

 斎藤元彦兵庫県知事(46)の疑惑告発文書問題で、県議会の全会派の議員86人が19日午後、知事不信任決議案を共同提出、全会一致で可決された。斎藤氏は地方自治法に基づき、10日以内に辞職・失職か議会解散を迫られる。

 県議会全員のNOの重い決断にも表情を変えなかった。斎藤氏は不信任決議案の各会派の討議を、正面をまっすぐ見据え、聞いた。

 閉会後、記者団の取材を受けた斎藤氏は「議会の判断を重く、大きな局面だと思う。自分にも一定の覚悟と判断が必要」と述べ、辞職か解散の決断について現段階での明言を避けた。

 一方でこれまで繰り返してきた「県政を前に進めたい」と思いについては肯定し、「自分の思いや、県にとって何が大事か考えたい」と述べた。