泉房穂氏、斎藤知事は「知事にふさわしい方ではない」と断言 もし議会解散しても「何を問うんですか?」

AI要約

前市長・泉房穂氏が兵庫県知事の斎藤元彦氏を厳しく批判し、疑惑告発文書問題について述べる。

兵庫県知事への不信任決議案が提出され、可決される見通し。斎藤氏は辞職・失職か議会解散の選択を迫られる。

泉氏は斎藤氏の対応を批判し、不祥事に対して適切な姿勢を示すべきだと述べる。また、議会解散には疑問を呈し、高齢者や障害者への支援金の削減についても指摘する。

泉房穂氏、斎藤知事は「知事にふさわしい方ではない」と断言 もし議会解散しても「何を問うんですか?」

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)が18日に自身のYouTubeチャンネルを更新。パワハラやおねだりなど数々の疑惑が取り沙汰されている兵庫県・斎藤元彦知事(46)を厳しく批判した。

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、県議会各会派は、9月議会開会日の19日に補正予算案を審議し、成立後の午後に不信任決議案を採決する方針を固めた。不信任案を提出後に各会派が賛成の立場で討論し、採決は夕方以降となる見通し。可決は確実な情勢で、斎藤氏は辞職・失職か議会解散の選択を迫られる。

 斎藤氏は定例記者会見で「不信任決議案が提出されたら「選択肢はさまざまある」と述べ、議会解散に含みを持たせた。前回知事選で支えた自民県議も辞職要求する状況に「自分に対して悔しい」と涙する場面もあった。

 「これをどう捉えましたか?」と質問されると、泉氏は「繰り返しますけど、人が亡くなっておられるわけですからね。特に告発した方も自死されているわけですから。それに対して“申しわけない”という気持ちは表明すべきだと思いますけれども。ある意味正直な方だと思いますけど、知事にふさわしい方ではないということは明らかだと思います」と答える。

 また、議会解散を選ぶ可能性もあることについては「自らの不祥事で解散して、議会の何を問うんですかと。民主主義のコストではなくて、知事の我がことのために税金を使うんですかと。16億円あれば、かなりの金額ですから。私から言えば、高齢者や障害者へのお金も斎藤知事になってから随分削減していますから。そこは戻してほしいという気持ちはありますね」と語っていた。