車軸データ改ざん問題 国交省が東京メトロのグループ会社に立ち入り調査 車軸に異常なく運行への影響なし
東京メトロの車両組み立て作業でのデータ改ざん問題に国土交通省が立ち入り調査を開始。
改ざんが行われたメトロ車両の作業所は江東区にある。
輪軸の組立作業で225本の不正車軸が確認されたが、運行には影響なし。
東京メトロの車両の組み立て作業でデータの改ざんがあった問題で、国土交通省は、作業を請け負ったグループ会社に立ち入り調査に入りました。
立ち入り調査が行われたのは、東京・江東区にある東京メトロのグループ会社で、組立作業などを行っていた「メトロ車両」の作業所です。
東京メトロでは、8路線で車輪と車軸からなる「輪軸」の組立作業の際に、社内基準を超える圧力をかけ、データを改ざんしていて、不正が確認された車軸は225本あったということです。
これまでに南北線で運休1本がありましたが、車軸に異常がないことを確認していて、運行に影響はないとしています。