「五島うどん課」10月新設 長崎・新上五島町、PRに本腰

AI要約

長崎県新上五島町は、地元特産の「五島うどん」をPRするため「五島うどん課」を新設した。

町内には五島うどんの製麺、販売事業者が多数存在するものの、担い手の高齢化などが課題となっている。

「五島うどん課」は全国ブランドにすることを目標に、PR活動や担い手育成に取り組む予定だ。

 長崎県新上五島町は、地元特産の「五島うどん」をPRするため「五島うどん課」を10月1日付で新設する。町によると、東北地方に特産品を売り込む部署設置の先行例があるが、名称を冠した自治体は珍しい。同町観光商工課の担当者は「香川県の讃岐や秋田県の稲庭などに並ぶ全国ブランドにしていきたい」と意気込んだ。

 町によると、新部署名は石田信明町長が発案。町議会が11日、「五島うどん課」の設置に関する議案を全会一致で可決した。当面は観光商工課員が兼務し、PR活動や担い手育成などに取り組む。

 町内には五島うどんの製麺、販売事業者が計25あるが、担い手の高齢化などが課題となっている。